公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

お祭りの飾り付けが進む

7月28日(日)
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  お宮の方から、神輿の移動の話が出てきた。このことは気になっていた。ついこの作業の途中にも、総代さんと相談してきた。「6-7人いるがどうだろうか」「どうかなぁ、むずかしいかなぁ」という話だったが、再度相談し、思い切って運ぶことにした。神輿倉庫を開き、外へ出す準備をした。高価で、重いので、慎重な作業になる。移動用の棒を神輿に差し込み総出で持ち上げた。やはり重い。みんなの手に重さがかかった。足場に気をつけないと危険である。一歩間違うと大変なことになる。一気に運べないので、数度に分けて運ぶことにした。途中1件アクシデントがあったが、本殿へ納めることが出来た。
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本殿に入った神輿
 
 提灯設置、神輿の移動作業を終え、一段落した。みんなの顔に「1つ終えた」という安堵感が現われた。注文していたそばが届いたので、ここで食事をとることにした。大きな町会などは、一杯が出て、食事内容もいい。小さな我が町会では贅沢は出来ない。しかし、せっかくの休みの日を町会のために尽くしてくれているので、何らかの報いはしなければならない。食事を始めると、冷たいものが少々足りなかったが、誰も文句は言わない。残ったものを少しずつ分け合い食事を済ませた。
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簡単な食事をとる
 
 食後、休憩をとった。今日の作業のこと、これからのお祭りのことが話題の中心になった。年々皆さん年を増して、作業がきつく感じるようになって来た。「若い人が出てきてくれれば・・・」と思うが、なかなかそうは行かない。意識、考え方が違ってきている。世代の差といえば簡単で済むが、このままの状態が続くことはいいことではない。年代を超えた交流をし、いままで先輩たちが培ってきた伝統を伝えていかなければ、こうゆう行事は消えていくことになってしまう。頑張れる人でも頑張ることによって、自分たちの姿を知ってもらうしかない。
 一休み後、掲示板の設置作業に入った。昨年までは、境内に柱を立て、くいで固定し、その柱に重いベニヤ板を張り付けていた。これがまた難業であった。例年本職の人の好意に甘えていた。これからは自立していかなければならない。そこで、今年は雨戸やガラス戸を利用することにした。この方法だと、紅白板と提灯をつるすだけで済む。気にしていた難業がずっと軽減される。
 初めての試みなので、紅白板の位置、高さを測るのに手間取った。両側に梯子を立て同時に持ち上げ左右のバランスを取った。1度仮止めをし、提灯を下げて見た。「やや紅白板が低い」意見だった。仮止めをはずし、取り付け直した。ちょうどいい高さに設置された。電気のコードがやや短い感じがするが、ここはあとで調節が出来る。例年要した時間の半分もかからなかった。作業を終えると、あまりにも簡単に終わったので、「こんなのでいいのかなぁ」と思えるほどだった。
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掲示板の上に位置する提灯
 
 最後に後片付けに入った。不要になった入れ物を1つずつ縁の下へ収めた。細かな用具は次に分かるように整理し、いくつかの入れものに収めた。道具や荷物で足の踏み入れるとこともなかった神楽殿の床に空間が出来た。
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                     空間が出来た神楽殿の中 
                   
 
  記  平成25年7月27日(金)