花壇に侵入する雑草
7月22日(月)
昨日は参議院選挙で朝から大忙しだった。すべての仕事が終了し自宅に戻ったのが、9時を回っていた。長い1日であった。そのため昨日の観察は休止し、前日の資料をもとに一編を書くことにした。
中央公園にたくさんの雑草が生えてきた。その中のものをピックアップして見る。
肉厚の花びらをつけたスベリヒユが目立ってきた。横へ赤みを帯びた茎を伸ばし、どんどん増えていく。先日植えた同じような肉厚の茎をしているニチニチソウ(?)を打ち負かし、生活圏を奪っている。そのうちに黄色い花をつける。
ハキダメギク、これも強い。いつの間にかこんなに背丈を伸ばし、花をつけるようになった。何時も見るものは上へというより、横へ広がっている。肥料が効いたのか、競争相手が多いのか・・・いろいろ原因が考えられる。
ヘクソカズラの茎が地面を這い始めている。いまは巻きつけるものを何か求めているようだ。この近くにはヘクソカズラが巻きつけるものはない。ただ四方八方へ伸びていくしかない。どう伸びていくか見続けたいものである。
メヒシバも花壇の中へ入り込んできた。メヒシバは人が歩き、踏みつけるところは避けている。花壇や空き地の隅に一旦芽を出すと、そこの主と思えるほど速く成長し、他のものを圧倒する。根茎を伸ばし節から根を出す生き方が強みになっている。
メヒシバ
カタバミ、これは強い。よく見ると、カタバミにもいろいろなものがある。緑色で上へと伸びるもの、茶褐色を帯び、横枝を伸ばし広がっていくもの、掘ると塊の根茎が見られるもの・・・・。いずれも、成長が早い。葉を取ってだけでは、直ぐに復活してくる。抜いても、抜いても、人を嘲け笑うかのように芽を出してくる。
エノキグサ、これもよく出てくる。株にならないので、最初の芽生え時を知ることは難しい。気がついたときは上へ伸び、「これは何かなぁ」と悩ませる。葉の脇に粒の塊がつくごろになって、ようやくエノキグサと気がつく。
エノキグサ
記 平成25年7月22日(月)