「トキワハゼかサギゴケか」の疑問を確認
7月7日(日)
今日は七夕である。朝から猛暑が続いている。公園の草花は水を欲しがっている。萎む前に水をくれなくてはと出かけた。昨晩の水がまだ利いており。土は乾いていなかった。
「トキワハゼかサギゴケか」の疑問を確認した。シャベルで掘り起こし、土を解いて水洗いをした。サギゴケは走出枝を出して広がるとあり、トキワハゼは。写真からは走出枝の存在は分からない。したがってこれはトキワハゼになる。
トキワハゼ 走出枝を出さない
ハコベに似た小さな花が咲いている。葉は対生で毛がたくさんある。ハコベかどうか確認するため写真を撮り拡大して見た。花びらは5枚、先の方は割れていそうもない。ハコベなら基から2つに割れている。したがってハコベではない。この時期にミナグサかとも考えたが、ミミナグサも先が割れている。すると何になるのか。ノミノフスマはと調べた。これも花びらは割れている。ノミノツヅリを調べると、これは花びらが割れていない。しかし、花びらの形、萼の形に疑問が残る。果たしてノミノツヅリになるのだろうか。
ノミノツヅリ?
地面を伏すように広がっている草がある。葉が何枚か輪生している。「クルマバザクロソウ」の名前が浮かんだ。朝方見たときは白い花が咲いていたと思ったが、写真を撮る日中には萎んでしまっている。
クルマバザクロソウ
日陰にスズメノカタビラが復活してきた。確かにスズメノカタビラだろうと確認しようとしたら、スズメノカタビラよりもひとまわり大きいものが混ざっていた。ニワホコリかコスズメガヤであろうと見当をつけ、よく見た。葉の付け根には毛がないというところから、ニワホコリであることが分かってきた。
スズメノカタビラとニワホコリ
ニワホコリとニワゼキショウ ニワホコリ
真夏の太陽に照らされて汗をかきながらの観察だった。小さな芽生えをたくさん見ることができる。しかし、名前が分かるものはまだ少ない。
記 平成25年7月7日(日)