公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

松江の町と堀

620日(木)
 
  松江の町の中を赤い色のモダンな形をしたレイクラインバスが行く。町並みは松江城を中心にきれいに整備され、訪れた人に居心地よさを感じさせる。運転手は女性で、ガイドアナウンスが流れてくる。観光バスなので、あえて女性を起用していうるように思える
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 レイクラインバス
 
  城をめぐる堀の脇にはいろいろな樹木や草花が植えられ、手入れが行き届いている。散策しながら見続けても空きることがない。樹形が整えられたマツがふんだんに見えてくる。樹木の配置が見事で、どれを見ても美しさが伝わってくる。
 
 並木を見ると、珍しそうなものがあった。並木には、「ナンキンハゼ」と表記されている。また、センダンもよく目にする。ナンキンハゼやセンダンは公園に見ることはあるが、街路樹として見たのはここが初めてだ。ここでは街路樹というより公園ということを考えているように思える。
 ナンキンハゼは紅葉が美しい。いまは葉をたくさん付けている。ハート型をした緑の葉が何ともいえない美しさをかもし出している。
 センダンは成長が早く。かなり強く剪定されても翌年にはたくさんの葉を付け。もとの形をとり戻す。樹木として扱いやすいのかも知れない。
 マツ、センダン、ナンキンハゼのそれぞれの樹木の特性がよく生かされた景観は堀の水とうまくマッチしている。
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 遊覧船が進んできた。景観に動的な美しさが出てくる。是非写真に納めたくなる心境に誘われる。
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  記  平成25620日(木)