足立美術館
6月18日(火)
足立美術館入り口
中へ入り、順路に従って進むうちに規模の大きさが分かってきた。横山大観、榊原紫峰をはじめ数々の大作が展示されていた。絵の美しさはもとよりも、この1枚の絵を描くのに「どのくらいの時間を費やしたのか、また、使用した絵の具の量はどれほどなのか」なども想像してみた。中々普通の人が試みようとしても、できるものではない。
室内の展示物のよさは一目置いて、ここの庭園がきれいに整備されている。苔庭、枯山水庭、池庭、亀鶴の滝等どれもきれいな絵になる。
苔庭
枯山水庭
池庭
亀鶴の滝
美しい庭園には間違いのだが、何か心残りがあった。ほとんどがガラス張りで、ガラスを通しての拝観だったので、本当の美しさが伝わってこなかった。心にしみる緑の美しさや自然の香りが伴い景観は生きたものになる。
「これがなかったのだ」
これがないと、自然の本当の美しさは伝わってこない。
記 平成25年6月18日(火)