花苗植えの下準備
5月26日(日)
昨日は、公園で花苗植えのための下準備作業が行われた。雑草を取り除き、土を耕す作業である。雑草の中には必要とする草花の芽生えも混ざっている。一つ一つを見分けながら雑草を取り除いていかなければならない。簡単のようだが、始めてみると、なかなか骨がほれる作業である。
「これは抜いていいの」と知らない人は分かっている人に聞いている。こんなところにも人と人との交流がある。最初のうちはこのような会話もあるが。作業が進むと、このような会話が少なくなってくる。それは、作業の進みが遅くなるからである。少し分かってきたら、多少間違えがあるかもしれないが。各自が判断して作業を進めていくほうが能率的になる。
作業風景
背丈が高くなっている雑草は抜きやすい。といっても、種類によってはなかなか抜けないものもある。今見られる背丈の高い仲間は、ヒメジョオン、カラスムギ、ヒメムカシヨモギ、ネズミムギなどがある。背丈の低いものにもいろいろある。一番多いのがカタバミ、そしてスズメノカタビラが続く。「小さい花できれいだなぁ」と思ったニワゼキショウも抜かれていった。残しておきたいと思えば、あれもこれもと出てきてしまい、作業ができなくなってしまう。そこは一人ひとりの判断に頼るしかない。
花壇といってもケヤキなどの大きな樹があるので、根が広がっている。鍬の刃がうまく入らない。太い根に当たると、跳ね返される。ある程度掘り返し、そこに花壇に残っていたスイートアリッサムやノースポールが移植された。ノースポールは花期が終わりに近づいているが、捨てるには気が引ける。「だめはもともと」と思い移植した。
1時間ほどで、花苗植えの準備はある程度できた。多くの人が集まったときの力の大きさを感じる。
花植えの準備が整った花壇
移植されたスイートアリッサムとノースポール
平成25年5月26日(日)