公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

公園の果実 ヤマモモ、オオシマザクラ、ハナモモ、 ヒメリンゴ

512日(日)
 
  他の公園のヤマモモが実をつけた。それを知って、神奈川通り公園のヤマモモには実がなったか確認した。公園にはヤマモモの樹が4本ある。2本は花が咲き、雄花ということが分かった。しかし、あと2本は花を確認できなかった。このぶんでは今年は実ができないのではと思った。しかし、例年果実が落ちている。もしかしたら、花の確認できなかった樹が雌株かもしれない。確か、この樹の下に果実が落ちてくる。
 そこで、雌株と思われそうな樹を覗いてみた。予想は的中した。実がなっている。丸い小粒の果実がかたまってついている。「ここに雌花があったのか」と回想した。雌花が写った写真がないか、過去の写真を見た。それらしきものが1枚あった。
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ヤマモモの果実
 
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ヤマモモの雌花
 
 ヤマモモの果実を見ていると、隣に赤いものが見えた。隣にはオオシマザクラがある。ソメイヨシノは実をつけないので、サクラの果実についてはあまり関心を持っていなかった。しかし、こうやって近くで見ると、どんなものか知りたくなるものである。丸い見事な球面をしている。既に鳥が来て、ついばんだ形跡が見られる。
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 果実を見たついでに、公園のハナモモとヒメリンゴの様子を見た。ハナモモは実が大きくなり枝がたわんでいる。たくさん実をつけ疲れたのだろうか、元気がなく、葉も虫にやられている。おいしそうな実をつけたためたくさんの虫が寄ってくるようだ。自然の厳しさが感じられる。
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ハナモモの果実
 
 ヒメリンゴはまだ花の痕跡が残されている。花枝を上へ伸ばし、その先に果実をつけている。ハナモモより少し送れて花が咲いただけ、実のなりも遅いようだ。ハナモモモ、ヒメリンゴも熟してくると、食用にするものを矮小した姿になる。
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 ヒメリンゴの果実
 
  記  平成25年5月10日(金)