広島 大通り公園で見た樹木
3月31日(日)
広島の大通り公園は、沢山の樹木が植樹されており、そして1つ1つの名前が分かるように名札がつけられている。いろいろなところの公園を見ているが、ここほど整備された公園はない。優れた樹木園といえる。広島へきたときは、町を歩きながら、ここの樹木園を楽しむことにしている。
初めて広島へ来たとき、原爆に被災したムクノキの存在を知った。それ以来、来たときはこの樹に会うことになった。しかし、年に1~2回ほどなのでこの樹の特徴を知ることができていない。自宅の方でムクノキらしい樹を見つけているが、確かなものが見つけられていない。樹の外観で、ムクノキとエノキ違いがよくつかめず、ここへ来るたびに再確認している。「ムクノキの木肌は縦方向の皮目が見られ、エノキにはこのような皮目はない」ということを確認して帰るのだが、どういうわけか、ここを離れると2つの違いが混乱し、分からなくなってしまう。それは、若いムクノキは皮目が明確でないからである。何とか、葉がないときの相違点を探しているが、なかなか難しい。きょうは新芽が出ていたので撮影することができた。年に1度ぐらいしか来られないので、貴重な資料になった。
ムクノキの新芽
ソメイヨシノと思われる
市電の停車場へ行こうとしたとき、サクラの近くに新芽が芽生えたモミジが見えた。赤と緑が実に美しかった。思わず、写真に収めた。新芽はどの樹でも美しいが、こんなに見事に美しさを感じさせるものはそうはないだろうと思った。
モミジ
撮影 3月22日(金)
記 平成25年3月31日(日)