岡山 後楽園で見た樹木
3月24日(日)
後楽園へ向かう川沿いの道
橋を渡り、川沿いを進むと大きな樹木が連立していた。「これは何という樹木なのか」と興味に誘われ、知ろうとしたが、葉や花がついていないのでなかなか難しかった。一見ケヤキのように見えるが、木肌の様子を見ると、違うような気がする。この樹形などから判断すると、エノキと思うが、確かなことは分からない。
エノキと思うが?
関東でサクラの開花があったので、関西では、当然サクラが見ごろだと思ったが、どういう訳か開花が進んでいなかった。ソメイヨシノの花芽の中には、まさに開こうとしているのがあったが、多くはしっかりと閉じていた。開花にはあと1週間ぐらいはかかりそうに見えた。
サクラ開花せず
サクラが未だなら、ウメは残されているかもしれないと、梅園に回った。しかし、ほとんどの樹に花はなかった。日陰で開花が遅れたと思われる樹にちらほらあり、面影を偲ばせていたが、梅園の美しさはなくなっていた。
梅園の美しさはなくなっていた
日陰で開花が遅れたと思われるウメ
公園内の庭園は広々としており、きれいに整備されていた。池と小島がよくマッチされていてどこも絵になった。小川のほとりにぽつんとユキヤナギが咲いていた。花の少ない公園で、1株のみだったが、唯一ほのかに輝いていた。
入ったところに、面白そうな樹があった。木肌に、鋭い刃物で切り取ったような模様が入っている。庭園へ入ってから出るまで、この樹の印象が頭から離れなかった。後で調べてみると、どうも「カゴノキ」らしいことが分かった。葉は先の方が広く、基へくると次第に細くなっている。縁には鋸歯が見られない。後日、この樹を再び見ることになる。
カゴノキの幹
カゴノキの葉
撮影 3月21日(木)
平成25年3月24日(日)