公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハナニラが咲く

38日(金)
 
  大分暖かくなり、公園の様子も活気づき好き始めた。花壇ではチューリップの芽がたくさん出てきている。厚めの渦巻いたチューリップの葉がたくましくなっている。この葉が花を咲かすための沢山のエネルギーをつくり出しているのだろう。
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チューリップの葉がたくましくなっている
 
 シャスターデージーユリオプスデージー、スイートアリッサムも活気づいている。雪が降ったときなどは萎れるのではないかと思えるほど弱まっていたが、すっかり元気になった。ユリオプスデージーは花柄を直線的に延ばし、花びらを大きく開いている。
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シャスターデージーユリオプスデージー、スイートアリッサム
 
 うす青くなったハナニラの花が咲き出した。花壇には沢山あるが、離れたところにあるこの株が花をつけた。この花は日が出ないと開かないでいて、日が出ると大きく開く。近くによると、ニラ独特の強い匂いがする。この匂いが漂ってくると、「ああ、ハナニラが咲いている」と遠くからも分かる。春を呼ぶ花のひとつでもある。
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 陽だまりにホトケノザナズナも花を広げている。これらの花は以前から咲いているが。今日見る姿は、厳しさを耐えて咲いている姿ではなく、春を楽しんでいる姿に見える。
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 公園にある樹木も息づいている。ヤマモモは褐色の花を付け出した。ヤマモモには雄株と雌株があるという。穂状の花が見えるのは雄株だという。雌株の花は目立たないという。もうどこかに咲いているのではないだろうか。何日も前から探しているのだがなかなか見つからない。花の咲く位置が高いので、下から覗いたのでは分からないのかもしれない。今日は脚立を持ってきて、その上から探した。見つかったような気がする。葉腋から雄花とはやや違いそうなものが出ている。どうも雌花らしい。図鑑などと比べると、まだ少し違っているように見える。しかし、これが大きくなり図鑑の形に成長していくのではないかと思う。
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雌花?
 
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雄花 
 
 
  記  平成25年38日(金)