オウバイが咲く
2月19日(火)
みぞれ混じりの冷たく寒い日である。先日芽生え始めたチューリップはどうなっただろうか。また、こんな日の公園はどうなのか、ひょっこりと傘をさし出かけた。
京急の土手にスズメが数羽、草の芽などを突っついていた。寒くえさが見つからないのだろう。スズメを見ていると、近くにひとまわり大きなムクドリが同じようにえさを探していた。互いに意識しているのか、いないのかえさ探しに夢中になっている。
えさを探すムクドリ
チューリップの芽に気がついたのが2月10日(日)だったので、それから1週間、発芽の数も多くなっているのではないかと予想していた。寒さをこらえて見たが、大きな変化は見られなかった。
芽を出したチューリップ
ハナモモの枝先ついている新芽にふくらみが見えた。白い綿毛が密生した燐ペンで覆われている。燐ペンは堅く閉ざしていないようだ。そろそろモモの節句が来る。やはりその頃に咲くのだろうか。
ハナモモの新芽
ヤツデの丸い果実がみぞれの中できれいに見える。大きな葉の上に覆いかぶさるように実っている。緑の葉とうす緑の果実がよく似合う。
ヤツデ ヤツデの果実
黄色い花が咲いている。細く、角ばった枝が絡まるように伸びている。遠めにはレンギョウを思わせるが、レンギョウにしては花数が少ない。オウバイと思う。花をよく見ると、もとの方は筒型をしている。花びらはと見るとどうも6枚になる。ウメは5枚、明らかに同じ時期に咲くが、別物である。調べてみると、ウメはバラ科、オウバイはモクセイ科、違うわけである。
記 平成25年2月19日(火)