賀詞交換会
1月13日‘日）
賀詞交換会会場
10時近くに行くと、いつも早く来る人はすでに来ていた。でも、今の時点ではこれいう仕事はなかった。業者さんがいろいろな食べの等を運んでくるまで会場の不備を点検していた。今日は、正月ということで、琴の演奏が聞かれる。我々が準備していると、琴の演奏の音合わせが行われた。どこからか琴の音が聞こえてくる。てっきりＢＧＭを流しているのではと思って、琴の音にうっとりしながら作業をしていた。そのとき、3人の演奏者が音ならしをしている風景に気がついた。演奏者は真剣な眼で音の調子を合わせていた。
業者さんの品が届くと忙しくなった。コップやお椀をはじめ色々なものを各テーブルにそろえなくてはならない。みんなで手分けをして分担して作業を進めた。「出席する人数分品物がそろっているか」一人ひとりが心配し、同じことを何人もが繰り返して行っていた。能率的ではないといえばそうだが「一人ひとりの気持ちがそのように動くのであろう」と思えば、それでいいのではないだろうか。
準備が整った会場
12時近くになると、来賓の方々、各町会の役員さんたちが集まってきた。各町会長さんは自分の町会の役員さんが現れたら席へ案内するのに神経を配っていた。我が町会からも予定した人が集まってきてくれた。一人が遅かったので内心は何かあったのかと心配した。でも会が始まる頃には全員が来てくれた。一安心である。
各町会の役員さんたちを迎えた町会長さん
会が始まった。会長の挨拶、来賓の祝辞と進み、乾杯に入り賑やかさが増してきた。
会長の挨拶 来賓の祝辞
懇親会に入り、各町内会内での会話から始まり、隣や近くの知り合いとの会話が行われるようになった。宴が盛り上がってくると、人の往来が頻繁になった。ビールやお酒を互いに注ぎあった。縁のある人を探し、会話の機会を求める人も多く出てきた。学校、役所をはじめ色々な機関の人との交流が行われた。私は何十年ぶりという人に会うことになった。
各町内会内での会話が始まる
終焉に近づいた頃、ようやく今日の大きな楽しみであった琴の演奏が披露された。人を引き付ける心持のよい音に集まった人は感動していた。琴の調べで会話も別段の気持ちで続けることが出来た。
2時過ぎ会が終わり、集まった人は明日からの町会運営等を心に描きながら帰宅して行った。
琴の調べ
連町の役員さん方、婦人部（女性部）、家防部の方は残り、後片付けに入った。燃えるもの、プラ等分別回収、食器等の回収、テーブル、紅白幕等使用したものをすべて片付け、会場を元通りにする。
3時過ぎ、1日が終わった。最後に、片付けに携わった人たちは、残り物を利用して簡単なご苦労様会をし、それぞれが家路へ戻っていった。
慰労会
記 平成25年1月13日（日）
