夜警パトロール2日目

12月29日（土）

 

 

休息時間　写真は昨年のものです

 

　今日は午後から雨が降るという。夕方夜警パトロールがあるので心配だ。朝のうちは寒かったが、ゴミ出しなど外の作業が出来た。ところが3時ごろになると天気予報が的中し、雨が降り出した。次第に雨の降り方も強くなり、今夜の夜警パトロールが危うくなってきた。5時過ぎ中止の掲示を張り出しに行った。一旦中止と決めると、皮肉なことが起こってきた。雨脚が弱まってきたのである。婦人部のほうから、「今夜の宴の分も用意できているので、やったほうがいいかも」と緊急な申し入れが来た。外へ出てみると、弱い霧雨状態である。傘がなくても歩ける。ここで、一旦決めた中止を撤回することにした。6時過ぎ大急ぎで、準備に入った。

　7時近くになると皆さん集まってきた。めまぐるしく変更に変更と惑わされたが、心配されて担当班の人は来てくれた。大変感謝しています。あわてて席に着くと、温かいお茶が配膳された。渇いたのどがすっきりとしたし、気持ちも落ち着いた。「今日は1グループでやろう」ということになった。

　7時15分ごろ1回目の巡回に入った。雨が心配なので、一応傘を持ち出発した。「シャキシャキ　火の用心　シャキシャキ」霧雨の中をパトロール隊が進む。今日のパトロール隊には小学生も混ざっている。　保護者と一緒の活動である。家並みの中を通るときは風が少ないが、吹き抜けに出ると風を受け寒さを感じる。今年の夜は以前と比べたら暖かい。昔は雪がちらついたときもあった。様々な思いを浮かべたり、話したりしながら足が進んだ。

　8時前休息に入った。2回目はどうなるか予想できない。気になるが、宴が始まると忘れることにした。せっかく皆さんが会合できたのだから、思い思いに話題を変えて語り合うことがいい。ある事件？のことが話題になった。2日前町内の境付近に血痕があったということだ。気づいた人は少ない。何かの事件なのか不安を感じると同時に解決を望んだ。仕事、職場のこのなども話題になった。

　9時前外へ出てみると、天気は回復していた。「雨が降らないうちにやりましょうか」と声がかかったので、皆さん一斉に腰をあげた。部屋の中が暖かだったので、外へ出ると寒さを感じる。上から大きな雨粒が落ちて顔をぬらした。雨が強くなったのか。いやそうではない。大きな木の葉についた雫が落ちてきたのである。少し安心した。2回目は1回目とは反対から回ることにした。「シャキシャキ　火の用心　シャキシャキ」道が濡れ霧雨が少しあるせいか掛け声もしぼみがちだが、足を進めていった。途中、点滅している赤いランプが見えてきた。直ぐに消防団のかただと分かった。車で広い範囲を回っている。我々町内の夜警パトロール隊と消防団は協力しながら地域を守っている。

　突然の変更での夜警パトロールだったが、2日目もそれなりの成果があったと思う。我々がこういう活動をしていることで、皆さんの意識が高まればと思っている。

 

 

　　記　　平成25年12月28日（金）