夜警パトロール最終日
12月30日（土）
昨日の雨がすっかり上がり、いい天気になった。今日は最後の夜警パトロールになる。町会行事の納めにもなる。最終日は担当班だけでは手狭なので役員さんが加わるようになっている。
7時近くになると皆さんが集まってくれた。最初に婦人部長さんが大なべを抱えてきた。いうまでもなく今日の宴の食べ物である。自宅で下準備をして持ってきてくれたのである。まさしく縁の下の力である。町内にはこのような人が沢山いる。
7時15分2つのグループに分かれて夜警パトロールへ出かけた。風がなく穏やかで寒さが和らいでいる。昨日とは違い自然も夜警パトロールを応援しているようだ。「シャキシャキ 火の用心 シャキシャキ」声も弾んでいる。気候がよければ、活動に弾みがつく。人は自然とともに生きている証拠と思える。パトロール途中外灯の修理がされていた。昨年からわが町会でも業者に依頼することにした。それまでは有志が休日に梯子を運び、びくびくしながら修理をしていた。電柱は丸いので梯子がうまく固定されない。上っていくとがたがたする。不安定な姿勢で作業をするのは危険度が高い。それでも仕方なく行っていた。今ではその仲間も70歳を超えている。これ以上無理は出来ない。業者に感謝をしながら足を進めた。
8時近く休息に入った。今日は騒音のことが話題になった。話していくと多くの人が騒音に悩まされていることが分かってきた。「みんな自分一人ではない」ということが分かってきた。憎まれても言うとはいわなければ、いつまでなっても改善されない。個人で言っても相手は重くみない。町会、町会長と言う名を出すだけでも、相手の受け方が変わってくる。組織に対しては組織で対抗するのが一番いいような気がする。改善できるところはこれからも改善して行きたいと強く感じた。
休息時の懇談風景
9時2回目の夜警パトロールに入った。メンバーが一人欠けたので今度は1グループで行うことにした。「シャキシャキ 火の用心 シャキシャキ」今年最後とのこともあり、みんなの声が大きくなった。風呂上りのお子さんが珍しそうに顔を出した。お子さんの顔を拝見すると、パトロール隊も励みになる。一人でも多くの応援がやる人を元気付ける。わが町内にはそういう人がいる。途中で昨日と同じように消防団の車にあった。消防団方も連日の活動である。本当にありがたいことです。
自治連合会の新春の集い（町会役員さんが参加）から始まり1年間の行事を終えようとしている。多くの方のご協力なしでは平穏な町会の姿はなかったことと思う。目立つ、目立たないは関係なく皆さんのご協力で年末を迎えられようとしている。町会の皆さんへの感謝に尽きない。
記 平成25年12月29日（金）
