センダンの葉が枝ごと落ちる
12月23日(日)
風がなく、薄日が出ているが寒い。久しぶりに公園の様子を見ようと、神奈川通り公園へ出かけた。
センダンの葉が枝ごと落ちていた。まだ緑色をしている。雨で打たれて落ちたのだろう。落葉樹だから葉はいずれ落ちる。「こんな落ち方もあるのだなあ」と思った。あまりにもひどく散らばっていたので、熊手を持ち出して落ちたセンダンの枝をゴミ袋に収納した。
枝の落ちたセンダン
センダンの枝を取り除くと、緑の下草が現われた。これはウラジロチチコグサ。沢山の芽生えを見ることが出来る。繁殖力が強いので、地面をほとんど覆う状態になっている。
ウラジロチチコグサ
センダンを挟んで別の側にはハコベが芽生えている。やはりかなり地面を覆うように芽生えている。このような小さな緑の芽生えを見ると、命の持つ生きる力の素晴らしさを知らされる。
耕され整地された花壇に小さな芽生えが出てきている。新しい息吹だ。どんなものが出てきているか調べてみたい。
新しい息吹
新しい芽生えの中には、ホトケノザ、ハコベ、オニタビラコ、ハルジョン、ハキダメギク、カラスノエンドウ、ナズナ、ミミナグサなどを見つけることが出来る。これらは1年中咲くというが、春へ向けての準備とも考えられる。人はこれから厳しい寒さを迎えるが、雑草たちの中には1歩先の春を読んでいるものもいる。命の神秘さが感じられる。
ハルジョン ハキダメギク
ミミナグサ
記 平成24年12月23日(日)