石見銀山で見た野草-2
9月27日(木)
藪の入り口に、キツネノマゴがあった。山へ行くと、夏ごろからキツネノマゴをよく見かける。ここにもあるだろうとは予測していた。確かに見ることができた。紫色の小さい花だが、よく見ると人をひきつける花である。
キツネノマゴ
藪の入り口にヤブマオをよく見かける。このような花を見ると、すべてヤブマオとしてさらに詳しくは調べようとしてこなかった。ヤブマオは葉が楕円形で、丸みがあり、穏やかさを感じる。写真のものは、先が細く伸び、葉が狭く、何か抵抗感がある。そういうことから考えると、ヤブマオと別物と考えられる。「アカソ」という名が思い浮かんだ。図鑑で確認してみると、これはやはりアカソなるらしい。
アカソ
黄色い花が咲いている。葉の先が丸まっている形を見てオトギリソウと判断した。花を見ると花びらが一部かけていて、完全なものを見ることはできなかった。しかし、5枚であることは想像できる。
オトギリソウ
歩いていると、道端によく見かけた雑草があった。チカラシバである。穂が大きいので、一度見たときから強く印象に残っていた。近づいてみると、その名のように力強さを感じる。
石見銀山はその昔多くの住民がいたという。かすかにその面影が残っている。ここにキンエノコロたくさんあったことには驚いた。どこでも見たことのない広い範囲に茂っていた。
キンエノコロ