尾道で見た植物
9月24日(月)
千光寺ロープウエイのホームから山側を見ると、何本にも枝分かれした大きなクスノキが目に入る。普段見るクスノキはいずれも大きいものだが、この樹はそれらの比ではない。高いだけでなく枝も横へ長く伸びているのでいっそう壮大に見える。
壮大なクスノキ
平日なので、頂上は訪れる人も少なく、広場は閑散としていた。展望台からは向島の片側を一望することができる。左の方に新尾道大橋が見える。カメラの望遠で覗くと、その美しさが目に迫ってくる。ここを1つの基点として四国とつながっているという。
展望台からは向島の風景
同じところに紫色のハギが咲いていた。「ヌスビトハギ」と思われるが、詳細はメモしていなかったので分からない。
ヌスビトハギ
こちらではアラカシが目立つというので、しっかり覚えておこうと探した。それらしきものはあった。同じものを何箇所でも認めることもできた。「葉の上のほうに粗い鋸歯がある」「殻斗に環状の縞模様がある」「殻斗の深さ」などから考えて、アラカシと考えられる。
アラカシ
アラカシの果実