公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

タマスダレが咲く

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 水をくれているとき、アジサイのそばに白いものが目に入った。「ここに何かあったかなあ…」と考えたが、昨年の記憶はさっぱりなかった。何も浮かんでこなかった。よく見るとタマスダレであるらしい。昨年道路わきに咲いているのを見たが、公園に咲いたものは記憶に残していなかった。花の数が少ないこのとき、よく咲いてくれ、公園が少し明るくなった。
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 あちこちの公園のヤブランが咲き出しているのに、ここの公園ではまだいくつも咲き出していないので、「今年は花が少ないのか」と気になっていた。南側の植え込みのヤブランを見ると、下の方から紫色のいくつもの花が出始めていた。今日の姿を見て少し安心できた。「時を待てば、花は咲いてくれる」そう思った。何分今年の夏は暑かったので、花の暦も狂いが生じてきたのかと思ってしまっていた。
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下の方から花が出始めていた
 
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たくさん咲き出したヤブラン
 
 ハナトラノオがたくさんの花をつけた。小さかった花序が一回りも二回りも大きくなり、見映えが出てきた。今一番きれいに映るとき時かもしれない。
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見映えが出てきたハナトラノオ 
 
 ムクゲがまだたくさんの蕾を持っている。一時花の数が少なくなり、衰えてきたかと思ったのだが、長い間よく花をつけている。「花期の長い花だなあ」と思った。
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まだたくさんの蕾を持っているムクゲ
 
 
   記 平成24910()