公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

エノキグサとクワクサ

830日(木)
 
イメージ 1
破壊された 鉄柵
 
 昨日夕方水をくれているとき、公園の東側の鉄柵が破壊されているのに気がついた。一瞬、「何でこんなことになるの」と思った。このようなことが起こったのは828日(火)の午後6時から829日午後5時の間である。壊れた鉄柵そのものもなくなっている。そのままにして逃げるとは許されないことである。
 早速、神奈川土木事務所へ連絡を取り対処してもらった。現場の様子から、どういうことでこのようになったか、ある程度推理は出来るが、あまり深くは考えたくはない当人から申し出てくれることを待ちたい。
 
 先日、アオビユではないのか?と思ったものについて、どこか引っかかるものがあったので、あらためて観察し直した。
 
イメージ 2
アオビユ ?
 
 アオビユの葉は先端に凹みがあるという。この葉について観察してみると、葉の輪郭に波を打つような大まかな鋸歯が見られる。先端の凹みはなく、次第に細くなっている。表面には短い毛が若干あるようだ。
イメージ 3イメージ 4
           葉の表面                         葉の裏面
 
 葉腋のところにかたまり状のものがある。これが花らしい。今見えているのは雄花で、雌花はこの近くに高く伸びてくるという。
イメージ 5イメージ 6
葉腋についた花
 
 調べているうちに、もしかしたら「エノキグサ」ではないかと閃いた。図鑑等で調べると間違いないようだ。
 
 
 こちらはエノキグサに似ている。しかし、どことなく違っている。毎年迷ってしまう。
イメージ 8
エノキグサに似ている
 
 葉がうすく、基の方がやや広いようだ。クワクサというらしい。花は葉腋から出た柄に密集している。
イメージ 7
クワクサの花  
 
  記  平成24830日(木)