公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

オシロイバナが咲く

6月28日(木)
 
 昨年咲いたキコスモスの種が芽生え、順調に育っている。葉もめっきり大きくなり、コスモスの葉の形をしてきた。この葉を見て思い出すことがある。この葉何かに似ていないか。最初見たとき、ブタクサが思い浮かんだ。昔はそのくらいブタクサを目にした。それがどういうわけか、ほとんど見かけなくなってしまった。キコスモスの芽生えを見るといつも思い出す。
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キコスモスの芽生え
 
 ユリの蕾が大きくなっている。よく見ると、茎に黒い豆粒のようなものがついている。これは「むかご」である。ユリの仲間は、このむかごがばら撒かれるとそこから新しい個体が芽生えるという。花が咲く前に既に用意するとは、生命をリレーするのに二重、三重の方法を考えていることになる。
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ユリの蕾とむかご
 
 雑草を刈り取りきれいにした。公園の中にも新しい雑草の命を見ることが出来る。背丈は小さいがエノコログサが花をつけている。
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 こちらでは、ヒメジョオン、アカカタバミコニシキソウ、ヒメムカシヨモギ、チチコグサモドキ、カヤツリグサなどを確認することが出来る。
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 帰り際京急の土手を見ると、赤いオシロイバナが咲いていた。「もうこの時期になるのかなあ」と日にちが経つ早さを感じた。
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  記  平成24年6月27日(水)