公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

滝の川公園の樹木

1月20日(金)
 
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 小さいがきれいな公園である。北側を京急線が走っており、近くに神奈川警察署がある。
 
 
 
 
 
 
 中央に植えられた2本のケヤキの大木が落ち着きを感じさせる。
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ケヤキの大木 
 
 東側の道沿いにはきれいに剪定されたヒマラヤスギが高くそびえ、小さな花壇にはパンジーが植えられている。この花壇を囲むように小木が3本植えられている。この樹木は何というのか知ろうと思った。葉がついていたので手掛かりになった。よく見るとこの葉はつい先ほど東神奈川公園で見たものと同じだった。先ほどの公園では葉が高い所ばかりだったので、手にとって見ることができなかった。カメラで拡大してようやく判断した。これは低い所にあるので、葉を手にとって見ることができた。間違いなく「カクレミノ」と思う。
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            ヒマラヤスギ                      カクレミノ
 
 花壇のそばに花を咲かせようと、大きな蕾をつけた樹木がある。まだ花を咲かせていないので名前を確認することが出来ない。図鑑等で調べてみると「ミツマタ」の名前が出てきた。ミツマタはその名の通り、枝の分岐点で3つに枝分かれするという。よく見るとそのように見える。
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 北側に大きな樹木がある。樹皮は縦に割れ目が入り、皮が剥けそうになっている。しかし花や葉がなく、手掛かりが少ない。上のほうをよく見ると何枚か葉が残っている。しかしどんな形をしているか肉眼では確認できない。カメラで拡大してよく見た。葉の縁に鋸歯があることが確認できるが、形ははっきりと確認できない。カメラに収めパソコンを使い拡大してみると、葉の形、葉脈の様子が少し分かるようになった。「ムクノキ」の名前が浮かんできた。確信は持てないが、「ムクノキ」と思う。
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           ムクノキ全身                      ムクノキの幹
 
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           ムクノキの葉                      ムクノキの果実
 
 西側を見ると幹は細く、背が高い樹木が数本植えられている。幹は灰色で、葉には鋸歯がない。これに似た樹木は多数あるので、すぐには名前が出てこない。上のほうの枝の先を見た。すると枝の先に小さな果実があった跡が見えた。ああ、これは「トウネズミモチ」と思った。それにしても、今まで見たのはこんなに背は高くなっていなかった。個体差ということを強く感じた。
 トウネズミモチの片隅に1本のサルスベリがある。公園の樹木とは違いますといっているようだ。
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            トウネズミモチ                      サルスベリ
 
 公園にはこの外に、マテバシイやサクラが植えられている。
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イメージ 12              マテバシイ                         サクラ
 
 
平成24年1月20日(金)