公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

新町公園の樹木

12月9日(金)
 
 雨がやみ明るくなってきたので外へ出てみた。まだ道は濡れていた。今日は今までとは違った公園の樹木を調べに出かけてみた。近くの新町公園である。何か目当てらしい樹木があるか探した。
 葉と幹を頼りにどういう名前か探すのですが、慣れていない樹木を見ては、いろいろな名前が浮かぶが、簡単には名前は出てこない。
 
樹木1
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 「この樹木の名前は?」外見から見ると「ツバキ」の感じがする。ツバキの葉は互生で、鋸歯がある。そこで、よく見るとこれは対生で、全辺である。ツバキでないことが分かった。
すると「ネズミモチトウネズミモチ」になるのかもしれない。
 
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        トウネズミモチの葉                     トウネズミモチの幹
 
 葉の長さが約12cm、幅が約6cmということから考えると「トウネズミモチ」となるらしい。トウネズミモチそのものは別の場所で見ているのだが、このように大きく剪定されていると、一目では判断できない。
 
樹木2 
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 こちらはヒイラギに似ている。しかし、純のヒイラギではない。普通いう「ヒイラギ」の葉は幅がもう少し狭く、スマートである。
 
 これは少し膨らみがありすぎると思う。しらべてみると「ヒイラギモクセイ」らしい。
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ヒイラギモクセイ
 
 樹木3
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 紅葉を始めているカエデがある。よく見かけるカエデとは葉の形が違っている。葉の基の方が丸くなっている。これは間違いなく「トウカエデ」と分かる。
 
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イメージ 8        トウカエデの落ち葉                       トウカエデの幹
 
 
 もう1つ分かりにくいのがあった。一瞬「マテバシイ」と見える。しかしよく見ろと、少し違っている。
 
樹木4
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 葉が細い。この木も結構選定されているので、葉が小さく、一見するとマテバシイに見える。上のほうの葉をよく見ると、葉の細長いところから「ヤマモモ」と判定できる。
イメージ 10イメージ 11             ヤマモモ                         ヤマモモの幹
 
その他 
 このほかにケヤキ、サクラとイチョウがあった。どちらとも紅葉、黄葉して秋の深まりを伝えていた。
 
 
 記  平成23年12月9日(金)