コブシの赤い実がこぼれる
10月8日(土)
京急の土手沿いを歩いていたとき、つる性の大きな葉をしたものに気がつきました。ブドウの葉によく似ています。しかし、花の形からするとブドウの仲間でないことが分かります。では、何だろうか?。エビズル、カラスウリの名前が浮かびました。葉の色、毛深さから考えて、エビズルではないようです。カラスウリとも大分違います。カボチャやウリの仲間のような気がします。その時、アレチウリの名前が浮かびました。アレチウリは以前、河川敷で大繁殖をしているのを見たことがあります。そのときの印象では、葉が相当大きく映りました。この葉は、印象の中のものと比べると、大分小さい気がします。念のために、図鑑で調べました。やはり、アレチウリでよいということが分かりました。
アレチウリ
アレチウリの花
イタドリ
コブシの果実 コブシ果実
もう1本のコブシの木の先には、暖かそうな毛で包まれた冬芽がついていました。これが大きくなり来年の春には白色の大きな花を咲かせてくれることでしょう。植物の時機を見る冷静な生き方を感じます。
コブシの冬芽
ホームの下にはキクイモが大繁殖しています。毎年沢山の花を咲かせますが、今年もその時が近づいたようです。黄色い花の数が大分増えてきました。
キクイモ
セイバンモロコシの群落の隣に、ススキの穂が沢山見えてきました。真っ盛りといえます。ススキのなびく姿は秋の深まりを教えてくれます。
ススキ
記 平成23年10月8日(土)