公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ヒガンバナが咲く

924日(土)
 
 台風の通過後、京急沿いの植物がどのようになったか、その様子を見に行きました。強風と雨で、案の定荒れていました。中には枯れだしたものも見られました。
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神奈川通り公園 
 
 キクイモの姿です。葉の多くが枯れ始めているように見えます。花を前にこのままでは花をつけるか心配です。
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キクイモの姿
 
 先日咲き出したところでは花の数が増えてきています。ホームが風や雨を弱めてくれたのかもしれません。
 セイバンモロコシはなぎ倒され、未だ回復できない状態です。花期を終えているので、このまま枯れてしまうのかもしれません。
イメージ 4イメージ 5           キクイモ                    なぎ倒されたセイバンモロコシ
 
 ヒガンバナが咲きました。お彼岸のころ咲くといいますが、間違いなくその通り咲きました。本当に不思議です。ヒガンバナはどのような方法でお彼岸の日を見つけるのだろうか。太陽の向き、気温、湿度などの変化を的確に捉えているものと思います。なぞですね。
 
 公園に入るとムクゲが沢山花をつけていました。暑さで一時少なくなった花の数が、このところ増えてきているようです。
 ムクゲに近づくと、異様な匂いが漂ってきました。銀杏の臭いです。イチョウの木を見上げると、青かった銀杏がオレンジ色に変わり、熟してきたことが分かります。
イメージ 9イメージ 8 イチョウ・銀杏
 
 植え込みの中にやや大きめの果実が落ちていました。「どの木から落ちたのだろうか」と上を見上げてみました。しかし、上に果実をつけた木はありませんでした。すると、小木だが果実のすぐ上にある木に違いない。よく見るとまだ果実がついていました。「これは何だろうか」考えました。この樹木はなんだったか辿りました。どうもこの木の花は見ていないようでした。果実の様子から判断するとハナモモと思えます。
 一方こちらは何だろうか。こちらの花も見ていないようでした。でもこれはリンゴにそっくりで、小さいだけです。ヒメリンゴと思います。
イメージ 10イメージ 11          ハナモモの果実                    ヒメリンゴの果実
 
  記 平成23年9月24日(土)