荒木橋から富士見橋
荒木橋を起点に入江川沿いを散歩しましょう。
子安方面に向けて浜通りを進みます。
国道16号線に沿って続きます。
このあたりは、いわゆる昔の漁師町です。
今でも漁師町のたたずまいが残されています。
国道16号線側は、住まいがあり、運河側に船着き場、作業場があるます。
今では、国道沿いにはマンションが沢山建てられています。
運河側の作業場は車庫や倉庫等に変わってきています。
右側にマリナークラブマンションがあるます。
このマンションの運河側には、船着き場があり、ここから直接船が出れるようになっています。
マンションの陰に民家が並んでいます。
もとは漁師さんの家が多いと思われます。
今は町中の家と造りがあまり変わらないように見受けられます。
座虚のバラックだった昔の面影はなくなっています。
駐車場があり、浦島町内会館があります。
「新浦島橋」
昭和30年11月竣工
この橋は「新浦島橋」です。
「新浦島橋」から子安方面へ進んでいきます。
海側は最近開発され、高層マンションが出来、住民が増えています。
また、中小の工場が沢山出来、朝夕は沢山の
通勤者がこの橋を渡り賑わいます。
海側のテクノ広場は、この地域の広域避難場所に指定されています。
この大きなビルは「テクノビル」と呼んでいます。
ここのビルからの眺望はとてもいいです。
毎年、ここで老人会の昼食会が行われます。
運河側に変わった建物があります、
漁師さんの仕事場だったと考えられます。
今ではごらんのように駐車場や倉庫になっています。
右側に屋形船を扱っていそうな店があります。
[Bar of tha by]と書かれています。
本当は何の店なのかなあ。
屋形船の姿が見えます。
右側に屋形船「たちばな」がある。
今は営業しているのか不明です。
夏にはよくここから港へ出ていきます。
珍しく古風な民家がありました。
最近の建物の外壁はプラスチックが多いですが、この家は木造です。
風情があります。
広い通りに出ました。
この右に「常磐橋」があります。
この橋も海の工場街へつながっています。
この橋からさらに子安方面へ進むと
子安浜会館があり、その先にの右側に「正義丸」「あみ貞」と書かれた看板が見えます。
釣り船や屋形船を扱っているようです。
運河には何艘かの屋形船が見えます。
なぜか左の家に1本の大きな木があります。
昔の庭木だったと思います。倉庫のような場所になっているが、
1軒の庭付きに家がここにあったことと思います。
この船は動くのかな?
倉庫代わりに使っているようだ?
本当のことは分からない。
それにしても、船までの足場が危なっかしい。
左側に、古風な建物があります。
蔵のように見えます。
漁師さんが倉庫に利用していたもののようです。いや、今でもそのように利用しているかも知れません。
「福本稲荷神社」
広い道の左側に赤く塗られた鳥居のようなものが見えます。
「福本稲荷神社」といいます。
大漁と漁師さんの安全を祈願してつくられたのかも知れない。
「福本稲荷神社」から国道16線よりにお地蔵さんと児童公園があります。
由来
昭和39年の夏休み、早朝のラジオ体操へ参加するため、兄、姉の後をついて行った5才の女の子がここの現場で、発進したトラックの下敷きになり、幼い命を落としました。
近所の人達が子供の安全を祈願し、
このお地蔵さんをつくり、その脇に児童公園がつくられました。
女の子の名前は「岡沢八重子」さんです。
ご冥福をお祈りします。
「富士見橋」
昭和62年7月
竣工
この橋は「富士見橋」といいます。
「富士見」どこにも見られる言葉です。
今では、富士山をこの辺りからはほとんど見ることは出来ません。
しかし、昭和30年代頃はよく見ることが出来ました。
昔は、この名の通りここの橋から富士山が見えたことと思います。
「富士見橋」から東神奈川方面 「富士見橋」から新子安方面
「富士見橋」を渡ったところに古ぼけた小屋があります。
よく見ると、運河に向かって線路が引かれています。
どうも船から荷揚げがされていたところに見えます。
小屋の傷みからすると、今は使われていそうもない。
「稲荷大神」
ちょっと工場側に入ってみると、ここにも鳥居がある。
工場の発展を祈願し建てたと考えられます。
「富士見橋」から少し運河沿いを進むとこの浜通りは行き止まりになっている。
16号線へ出て、新子安方面へ入江川を追います。
16号線に架けられた橋です。
残念なことに、橋のプレートが剥がされており、橋の名前、竣工年月日が不明です。
この橋から入江川は入江町1丁目、2丁目へと続いています。
橋の脇、海側です。凄い光景です。
家と船を繋げている橋を見ると、
おっかないです。
船はそう古くないところから
漁には出ているらしい。
新子安方面へ少し進むと、入江川の上を高速道路が走っています。
小舟が1艘浮かんでいます。
近くに人が通れる道があります。
誰かが使用しているようです。
残念ながら入江川の運河はここで行き止まっています。
高速道路が出来る前はもっと先へ通じていたかも知れません。
ここは子安通2丁目です。