マナー違反一掃作戦
9月27日(木)
9月26日(水)、朝外を見ると、霧雨がぱらついていた。電話がかかり、今日のマナ違反一掃作戦は実施するのかどうかと問い合わせがあった。予定では、小雨決行になっているのだが、町会によって情報が交錯していた。本部に問い合わせると、実施するとの答えが返ってきた
9時30分ごろ集合場所へ向かおうと外へ出ると、外はひんやりしていて、寒さを感じた。上着を1枚着直して、集合場所へ行き、皆さんの来るのを待った。霧雨は弱くなったようだが、止んではいなかった。まもなくすると、今日の参加者が全員集まった。
このマナー違反一掃作戦は、区役所、自治会・町内会、近くの事業所、学校等が参加している。そして、それぞれの団体が、身近なところから地区の集合場所まで清掃活動をつづけて行くことになっている。
我々は、町内の端から清掃活動を始めた。ごみ袋、ごみ拾い用トングを持ち、ごみを見つけたらトングで拾い上げ、ごみ袋へ入れていく。各家の周りにはごみ等は落ちていないが、空き地、草の生えているところ、下水のマンホールのところでは、ごみが見られる。「人目に付かない所なら、ごみを捨てても構わないだろう」との安易な気持ちが出てくるのだろうか。ごみを拾い上げていると、「マナーが身についていない人は、どんな人だろうか」と想像したくなる。
植木の周りのごみを拾う
捨てられたたばこの吸い殻
道の清掃活動をしていくと、ジュースやビールの空き缶、菓子の入っていた袋が見つかる。自分の欲求が満たされれば、後はどうでもよいのだろうか。頻繁に目につくのは、たばこの吸い殻である。喫煙者の中には、道路、叢、下水のマンホールをゴミ箱と勘違いしている人がいるようだ。特に、下水のマンホールに落ちてしまったものは取り出すことが出来ない。自分のしたことがどんなに無責任なことか考える知恵がないことにあきれてしまう。タバコの販売には、現在のタバコ本体だけの販売から吸い殻入れをつけたタバコの販売へ変えていくときに来ているのではないだろうか。
活動風景
植え込みの中のごみ
喫煙者の近くでごみを拾う人
フェンスの中はごみ箱(喫煙場所の横)
ごみを持ち集合場所へ向かう参加者
ごみを拾いながら集合場所へ向かう参加者
ごみ袋
ごみ袋の中(集まったゴミ)
ごみを持って集まった人
解散式
活動を盛り上げたマスコット
今にも雨が降りそうな中を、この会場では、23の参加団体を数え、総勢726人の参加があった。区の調べだと、今回で12回を数えるという。今日のマナー違反一掃作戦の輪が1年1年大きくなり、多くの人に届くことを期待したい。
撮影:9月26日
記 平成30年9月26日(水)