お祭り第2日目「夜店と盆踊り」」
8月10日(金)
神輿の担ぎ手さんが帰った後、町会の役員さんは大急ぎで夜店の準備に入った。まずは、初払いで使用したテーブの片付け、移動である。夜店を展開する女性部の人はテーブルが設置されるのを待っているので、大急ぎでしなければならない。それなのに、人数の少ない手で、作業をするのだから大忙しである。
準備が整うのを待って、女子部の人の手で夜店が始まった。今日は、神輿の後を追ってきた人が多く、昨日より出足が早い。早くも各店に長い列が出来た。
夜になっても気温が下がらず暑いので、今日もかき氷には人気がある。一口、二口と口へ入れると、からだの中から冷たさが伝わってくる。フランクフルト、おもちゃの夜店も準備が整った。今日の夕食用に焼きそば等を買っていく人もいる。時間が経つにつれ、境内は人が多くなり、賑やかさが増してきた。
7時過ぎ、盆踊りが始まった。今日も、浜の人が太鼓をたたいてくれる。「デン、デン、デン デデン デン カチ、カチ、カチ」と心地よい音が境内へ響き渡る。踊り手さんも楽しそうに踊っている。踊っている人の中にひと際踊りの上手な人が見えた。後で聞いてみると、踊りの教室を開いている人と分かった。道理で上手だと思った。8時、休憩時間に入った。。休憩時間には、会場へ来られた方に、ビールやジュースの冷たいものが振舞われた。
再び盆踊りが開始された。炭坑節、神奈川音頭等なじみのある曲が境内に流れた。神輿を担いだ人、お祭りの手伝いをした学生さんも町内の人に交じって楽しそうに踊っている。
2日間に渡って行われたお祭りが行われた。終わってみると、いいことばかりではない。考えさせられること、反省点も数々出てきている。町内の心ある人の力で、何とか今年も凌ぐことが出来た。中でも、神輿の接待、夜店と心配りをし、尽力してくれた女性部の人達の力は心強かった。
撮影:8月5日
記 平成30年8月8日(水)