公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

地域活動 「保健推進委員会主催ウォーキング」

621日(木)
 
 618日(月)、先週雨で、1週間延期になったウォーキングが行われた。この日も、朝、雨が降り出していた。ところが、雨は朝のうちだけで、直ぐに止んだ。しかし、お昼頃になっても、まだ雨雲が立ち込めているので、「この分だと中止になるのでは」と思った。
 集合時間が近くなったので、「今日は中止になるのでは・・・」と思いながら、集合場所へ向かった。集合場所の東神奈川駅に着くと、10人以上の人が集まっていた。皆さん一月ぶりなので、この日を期待していた。時間がたつと、一人二人と参加者が増えてきた。この天候なので、いつもより参加者が少ないが、22人集まった。
 電車の出発時刻が近づいたので、一斉に改札口からホームへ向かった。電車はすでに待機していた。新横浜で地下鉄に乗り換え、仲町台駅で降りた。この駅で何度も降りているが、新興都市の中の駅らしく、ごみごみしたところがない。地下鉄といっても、ここの地下鉄は上を通っている。
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 開会式

 駅から南の方へ向かって歩き出した。歩いて10分もしないうちに、高台の畑へ出た。前方は畑がなだらかに下っている。ここからは新横浜方面からランドマークタワーまで見渡せる。天気が良ければ、遠く富士山も見ることができる。普段狭い視野の中で生活しているので、この風景を見ると、「自分たちの生活しているところも意外と広い・・・」と思えた。こいう景色を見ると、人の心が癒され、開放感に満たされた気持ちになれる。みんながこのような気持ちを持ったら、世の中はどんなに平和なことだろうと思える。マスコミに取り上げられている事件などが別世界の出来事のように思えてくる。
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 畑を見ながら進む

 畑の土手に小さな花が群生していた。ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)である。まるで花の絨毯である。ここを通る人の気持ちが雄大になるように、花たちものびのびと生きているようだ。公園などでは見られない自然に恵まれた光景である。
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ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)

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ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)の花  
 
 この先で、昨年はクリの花が咲いているのを見た。612日のことである。今日もクリの花を期待していたが、今年は、例年よりクリの開花も早まっており、既に各地では果実になり始めている。更に、昨年の道を通らず、近道を通って、アジサイの見学地へ向かっている。そのため、クリの樹がみられないかもしれない不安があった。しかし、その不安はすぐに消え、目の前にクリの畑が見えてきた。「クリの実がなっている」と前を行く人から声が聞こえてきた。やはり、「もう花は終わったか」と納得した。
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 クリの実

 田園地帯も道はアスファルトに変わっている。農作業も昔とは違い、耕運機などの機械が導入されている。そのため、車などが通りやすくしてある。畑の縁にブタナが群生していた。タンポポに似た花である。雑草といわれる花でも、群生している光景は目に映えて見える。
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ブタナの群生

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 ブタナの花

 遠方にアジサイが見えてきた。東方町を流れる大熊川沿いに整備されたアジサイ景勝地である。昨年はアジサイの花がほぼ終わっていたが、今年は峠を越えてはいるが、花はたくさん残っていた。

アジサイの風景
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見学する人
 
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 ヤマアジサイ
 
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ホタルブクロ
 

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クサネム
 
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 空模様が不安定なので、幹事さんの気転で、昨年よりは近道を通って、大熊川のアジサイ景勝地へ着き、花は峠を過ぎてはいたが、十分に味わうことができた。また、皆さんと久しぶりに顔を合わせ、親交を深めることが出た。帰りの地下鉄を降りると、雨が降り出していた。雨は我々のウォーキングが終えるのを待っていてくれたようだ。

撮影:618

  記  平成30620日(水)