公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

花苗植え会

527日(日)
           神奈川通公園へ 
 今日は公園で花植え会がある。昨日、神奈川土木事務所から配布されたニチニチソウサルビアコデマリを植えることになっている。天気が気になっていたが、好天に恵まれ、助かった。
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 今日は多くの人が集まってくれ、作業が急ピッチで進んだ。花苗を植える前に花期を終えたチューリップの球根を掘り出し、土を掘り起こさなければならない。今年は、チューリップがよく咲いてくれた。この球根はなるべく大きく育てたかったので、土に埋めておく期間を長くした。その影響もあり、12週間前ならば、未だ枯葉が残っていたが、今は枯葉が少なく、何処に球根が埋まっているか分かり難くなっていた。11つの球根を掘り出すのは面倒な作業だったが、皆さんは根気よく続けてくれた。回収された球根の数を見ると、昨年よりも幾分多いようだった。この球根は、秋に、新しく配布される予定になっている球根と一緒に植えることになっている。来年の春はチューリップの公園になる様にしたい。
 掘り起こす人、土をならす人、花苗を並べる人と、誰が言うことおなく、自然に役割が決まって作業が始まった。花苗の数が限られているので、「コ此方はは多い、此方は少ない」という声が聞こえ、その度に花苗が移動していった。ある程度花苗が配置されたところで、「これでいいんじゃないの」という、皆さんお声で、11つ穴を掘り植え込んで行った。
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植込み前の花壇の整地をする人

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花苗を並べる作業

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 花苗を植え込む作業

 植え込みが終わると、新しい花壇が蘇ってきた。チューリップの残骸や雑草で埋まった花壇の時と比べると、見違えっている。この光景ならば、誰が見ても花の美しさが分かり、感銘を受けるだろう。
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 花苗を植えた花壇

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 花苗を植えた花壇

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  花苗を植えた花壇

 皆さんで花苗を植えた後、今花壇を飾っているアジサイなどを見た。このところアジサイに色が付き始め、アジサイが目につくようになった。一昨年植えたアジサイも沢山花を付けた。ここまで大きくするには色々な事があった。苗が小さいうちは、心無い人が引き抜いて行って仕舞うことが度々あった。花をはじめ生き物は生まれた時から育てていく過程に互いに共有する喜びが生まれてくるものと思う。人の育てた花を自分のものにしても、花は何も返してくれないのではないだろうか。
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色付いたアジサイ

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色付いたアジサイ

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色付いたアジサイ

撮影:526

  記  平成30526日(土)