新しく植えられた3本の苗木「紅白混じりのハナモモ、ソメイヨシノ、紅色のハナモモ」
4月6日(金)
久し振りに公園へ行くと、大分様子が変わっていた。公園へ入ると、ドウダンツツジの白色の花が目に入って来た。蕾を見てから大分日にちが経ったので、既に満開のようだ。口をつぼめた小さな花を見ると、誰もが可愛らしいと思う。中を覗いて見ると、つぼまった口の中央に太い雌しべが見える。まわりのものは雄しべになるのだろうか、本数などの詳細は知り難い。
ドウダンツツジの花
ドウダンツツジの雌しべ
最近道路沿いに3本の新しい樹が植えられた。これはそのうちの1本である。沢山の花が咲いており、白色の花弁に赤い不規則な模様が入っている。また、全てが赤色の花弁のものもある。花は八重になっている。今頃咲く八重の花だとハナモモが考えられる。しかし、このような赤と白がまだらになったハナモモがあるのだろうか、余り見かけていないので、調べてみると、下記の資料に同じものが記載されていた。資料によると、「花の色は赤、ピンク、白、紅白混じりなど」と記載されていた。1つ勉強になった。
ハナモモ
紅白混じりの ハナモモ
2本目の樹はサクラの樹である。サクラの樹の内に何になるのだろうか。花は白色の一重である。サクラの区別の手掛かりになる萼筒を見ると、膨らみがなく、毛が沢山ある。この点から考えると、ソメイヨシノの名前が出てくる。果たしてソメイヨシノになるのだろうか。先日何かの資料で、「最近は、ソメイヨシノの苗木はつくっていないし、販売してない」ということを見たが、果たしてこの苗木はソメイヨシノになるのだろうか。最近は、ソメイヨシに代わる樹としてジンダイアケボノが普及し始めている。若しかしたら、この可能性もある。ジンダイアケボノはソメイヨシノに似ているが、花がやや小さく、赤みが強いという。ジンダイアケボノについての資料が少なく決め手に欠けるが、この樹はソメイヨシノと考えられる。
ソメイヨシノの萼筒
最後の1本、ピンクの濃い花はハナモモになる。この樹は現在公民館の裏にあるハナモモの樹と同じと思う。花は八重で、小枝も赤みがかっているところは似ている。
ハナモモ
ハナモモの花
レンギョウの黄色い花が満開になってきた。花の数が多く、枝が見えないほど隙間なく埋めている。今が最盛期と思える。ウイキペディアによると、レンギョウは雌雄が別株だという。1つ1つの花を注意して見たことがないが、写真の花は雄花のように見える。
レンギョウ:雄花か
ジンチョウゲ、カンヒザクラは花期を終え、花の残骸が残されている。これらに代わって、今公園で最盛期を迎えているのはハナモモである。公園には赤が2本、白が1本ある。ハナモモは八重の上、花数が多いので、紅白の花が揃って咲いていると、豪華に見える。
紅白のハナモモ
紅色のハナモモ
白色のハナモモ
撮影:3月31日