公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

宇和島城「オドリコソウ、 ムラサキケマンが咲く」

331日(土)
 
 更に下って行くと、斜面にオオイヌノフグリが一面に咲いていた。青白い小さな花だが、これだけ咲いていると、綺麗に映る。下の方に淡いピンクの花が見えた。どうも初めて見る花のような気がする。花の色、感じがヒメオドリコソウに似ているようだ。花が大きいので、若しかしたらオドリコソウではないかと思い、下記の資料を見た。やはりオドリコソウになるようだ。
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 オドリコソウ

 もう1つ珍しそうな花が見つかった。葉を見ると、ヤブニンジンのような葉をしている。しかし、花がヤブニンジンではない。調べると、シャクのようだが詳しいことは分からない。
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 シャク

 ムラサキケマンが咲いていた。もうこの花の咲く時期なのかと吃驚した。昨年は46日に初めて見ている。此方の方がやはり季節が早く進んでいるのだろうか。
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 斜面を下って行くと大きな樹が見えてきた。根元をよく見ると、スダジイクスノキが合体している。珍しい光景である。
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 ホタルブクロの立て札があった。「ホタルブクロは初夏から咲き始めるのに今頃立て札があるとは・・・」と思いながら、立札の周りにある芽生えを見ると、この芽生えは確かにホタルブクロであった。例年花が咲き始めて、初めてホタルブクロと確認しているが、今年は運よく、既に芽生えの姿を確認できた。
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 ホタルブクロ

 バクチノキと書かれた樹があった。幹の肌は不規則に剥がれたような跡があり、褐色、灰褐色などの斑模様が見られる。どんな樹か分からないので、調べてみると、資料では「樹皮が剥がれ落ちる様を博打に負けて着物を剥がれるのに例えたという」語源説が紹介されていた。また「花は9月に咲き、穂状の花序に直径6~7mmの白い花をたくさん付ける」という。どんな花か見たいものである。
資料:
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バクチノキ

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バクチノキ

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 バクチノキの葉

撮影:314
 
  記  平成30325日(日)