公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

樹名板づくりの打ち合わせ

321日(水)

 319日、今日あたりから天気が崩れるという。朝、外を見ると、予報通り曇っていた。家の中でも昨日より肌寒さを感じる。
 今日は、公園で、土木事務所と環境創造局の人が来て、樹名板づくりの打ち合わせがある。10時近く、公園へ行くと、既に環境創造局の人が数名来ていて、公園内の樹木を見ていた。
 公園では、昨日の午後、ソメイヨシとオオシマザクラの開花があった。昨年より1週間ばかり早く咲いた。枯枝のようだ姿が、3月に入り、すっかり姿を変え、いまは、ソメイヨシノは、樹全体が赤みを帯び、オオシマザクラは黄緑色を帯びている。花の開花の進みはソメイヨシノより、オオシマザクラの方が速いようだ。昨日、数えるぐらいの花数だったが、今日はもう数えられないほど増えている。たった1日で、こんなに変化するのかと思うと、自然の不思議さが更に奥深く感じられてくる。
 10時をやや過ぎたころ、全員が揃い、自己紹介をし、環境創造局の人から樹名板づくりの説明があった。

 スギの板の表面を焼き、荒縄等で磨く。その板の上に樹木名を書いた型紙をのせ、縁取りをする。型紙を取り除くと、杉板には樹木名が浮き上がっている。その浮き上がった樹木名をペンキで塗れば樹木名板は完成する。後は乾燥を待ち、樹へ取り付ければ出来上がる。

 我が町会・公園愛護会では初めての試みだが、皆さんで楽しみながら展開していきたいと思っている。
イメージ 1
 
 説明を受けた後、皆さんで、公園内を一巡しながら、どの樹木に樹木板を付けたらよいか検討し合った。小さな公園だが、ざっと30種類ぐらいあり、種類は豊富である。皆さんで検討しながら、次の15就類が選ばれた。

番号樹木名科名備考番号樹木名科名備考
1
ソメイヨシノバラ 
9
シダレザクラバラ立看板
2
センダンセンダン 
10
ハナモモバラ立看板
3
アテバシイブナ 
11
ヒメリンゴバラ立看板
4
トウネズミモチモクセイ 
12
ムクゲアオイ立看板
5
ヤマモモ(メス)ヤマモモ 
13
イチョウイチョウ 
6
ヤマモモ(オス)ヤマモモ 
14
オオシマザクラバラ 
7
コウバイバラ立看板
15
ケヤキニレ 
8
ハナミズキバラ     

樹木の選定風景
イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

樹名板づくりの資料
イメージ 6

撮影:319
 
  記  平成30319日(月)