公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ソメイヨシノ・オオシマザクラが開花する

319日(月)
 グランドゴルフ大会を始めるとき、小学校の校庭でソメイヨシノの開花を見て来たので、若しかしたらこの公園のサクラも咲き出しているのではと確認した。最初に咲くのは、毎年南側の枝なので、其処をまず見た。しかし、開花は認められなかった。直ぐ傍のオオシザクラを見ると、白色の花が幾つも見られたので、ソメイヨシノも咲いている可能性があると思い、再度見直した。すると、北側にある枝の上に2輪ぐらいの花が認められた。確認のために、カメラを向けて撮影した。
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開花は認められない

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 開花が認められた

 確かに花が咲いているところが確認できた。ソメイオシノの開花が早まるだろうと思いながらも、つい先日開花は20前後ではないかと考えたが、少し早く開花を迎えた。ソメイヨシノの開花を確認し、既に開花したオオシマザクラを見た。オオシマザクラが咲き出したのも、昨日から今朝の間である。オオシマザクラは開花と同時に葉が出るので、開花に気が付きにくい。脚立を利用し、花をよく見直すと、冬芽から出た蕾の12輪が開花しているだけで、多くは蕾の状態であった。蕾の状態の時は、先が赤みがかっているが、開花すると、その赤みは消えている。新葉、萼の緑色が実に綺麗に映っている。この新緑には春の始まりを強く感じる。
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 ソメイヨシノオオシマザクラを見た後、ヤマモモの雄株を見た。雄花花序は先日も見ているが、今日は赤い花序が何時もより目立って見えた。花粉は飛んでしまったろうかと、見ると、赤く染まった葯が見えるが、まだ閉じているようである。
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 ヤマモモの雄株の葯

 先日、南側の雌株には雌花花序が見えなかった。今日は見えるかと期待したが、やはり見えなかった。これでは先日と同じ結果になる。北側にもう1本の雌株があるので、其方を見た。雌株花序は雄株花序に比べるとはるかに小さい。詳細は写真で取り拡大して見なければ分からない。拡大して見ると、堅く閉じていた芽鱗が開き始め、中のものが見え始めているが、どのようになっているかは分からない。
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 ヤマモモの雌株花序

 その後、花壇のチューリップを見た。3月に入り、葉が随分大きく、長くなってきた。よく見て行くと、成長の速いものには、色は分からないが、蕾が見え始めてきた。公園の何ヶ所かにチューリップを植えたが、やはり土の柔らかい条件のいいところの成長がいいようだ。今年は東側のセンダンの前に植えたものがどれだけ咲いてくれるかが楽しみである。
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チューリップの蕾

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チューリップの蕾

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センダンの前 のチューリップ

撮影:318
 
  記  平成30318日(日)