公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

かながわ愛護会交流会 第1部 講演「神奈川大学駅伝チームの精神に学ぶ!(チーム力を高める)」

125日(木)

イメージ 1

 123日(火)、130分からかなくホールでかながわ愛護会交流会が行われた。今年は区制90周年記念の行事の一環として、今までとは違った形式で行われた。
 
 第1部 講演 神奈川大学駅伝チームの精神に学ぶ!(チーム力を高める)
    講師 神奈川大学陸上競技部駅伝チーム監督 人間教育学部教授 大後 栄治氏
イメージ 2
 大後 栄治氏

 就任当時から現在に至るまでの経緯が簡潔に話された。就任当時は、本気になって取り組む学生はいなかったし、体制も整っていなかった。自分だけが夢・希望を描いても、肝心な学生が付いてこなければどうにもならないと、就任早々挫折感を味わったという。
 その時出合ったのが、下記の決意の過程(スポーツとセラビー:長田一臣著)であったという。
イメージ 3
 
 上の資料に基づくと、目標達成のためには、拒否→失望→希望→可能性→自信→行動→目標達成といくつもの階段を上らなければならない。
 
心のリミターになっているのは何か?
イメージ 4
 やろうと思っても、なかなか達成できないと、いずれは挫折感が生まれてくる。この気持ちの変化を適切にとらえ、「選手にやる気・もっとやろう・研究心」を思い起こさせ、乗り越えさせていくことが監督コーチの役割になる。
 
コーチは優秀な“演出家”である
イメージ 5
 現場に立ち、選手の現状を正確に把握し、その時、その時に適切なアドバイスができることが監督、コーチに求められる。アドバイスする機会を失ってはならない。
 
優れたコーチ(選手)
イメージ 6
  自分一人の力で、今の自分があるのではない。皆がいいから自分もよくなってきている。何事も一人の責任ではなく、皆の責任であることの認識がチームを育てる。

イメージ 7

 メモを取っていなかったので、講演の内容とは多少違った点もあると思いますが、以上が話の感想だった。

 無名校から有名校になるのは並大抵のことではない。選手が努力するのは当然だが、監督、コーチには選手以上の努力がなければ、大きな目的が達成できない。話の内容には、経験からにじみ出た情熱が込められていた。
 後になったが、冒頭で、箱根駅伝の際、沿道で沢山の人が神奈川大学、大後監督を応援してくれたことに感謝していた。特に、復路では、「監督! 頑張れ!」の声援が今後へ向けての大きな励みになったという。
 
資料:当日配布されたレジュメを使わせていただきました。
撮影:123
 
  記  平成30124日(水)