かながわ愛護会交流会 第1部 講演「神奈川大学駅伝チームの精神に学ぶ!(チーム力を高める)」
1月25日(木)
1月23日(火)、1時30分からかなくホールでかながわ愛護会交流会が行われた。今年は区制90周年記念の行事の一環として、今までとは違った形式で行われた。
大後 栄治氏
就任当時から現在に至るまでの経緯が簡潔に話された。就任当時は、本気になって取り組む学生はいなかったし、体制も整っていなかった。自分だけが夢・希望を描いても、肝心な学生が付いてこなければどうにもならないと、就任早々挫折感を味わったという。
その時出合ったのが、下記の決意の過程(スポーツとセラビー:長田一臣著)であったという。
上の資料に基づくと、目標達成のためには、拒否→失望→希望→可能性→自信→行動→目標達成といくつもの階段を上らなければならない。
心のリミターになっているのは何か?
やろうと思っても、なかなか達成できないと、いずれは挫折感が生まれてくる。この気持ちの変化を適切にとらえ、「選手にやる気・もっとやろう・研究心」を思い起こさせ、乗り越えさせていくことが監督コーチの役割になる。
コーチは優秀な“演出家”である
優れたコーチ(選手)
自分一人の力で、今の自分があるのではない。皆がいいから自分もよくなってきている。何事も一人の責任ではなく、皆の責任であることの認識がチームを育てる。
メモを取っていなかったので、講演の内容とは多少違った点もあると思いますが、以上が話の感想だった。
無名校から有名校になるのは並大抵のことではない。選手が努力するのは当然だが、監督、コーチには選手以上の努力がなければ、大きな目的が達成できない。話の内容には、経験からにじみ出た情熱が込められていた。
資料:当日配布されたレジュメを使わせていただきました。
撮影:1月23日
記 平成30年1月24日(水)