平成30年度　新春の集い

1月16日（水）

　1月15日（日）、今日は神奈川地区連合自治会町内会の新春の集いが開催される。各町会の町会長さんは、昨日の夕方に続き、9時30分から最後の準備をすることになっている。

　今日は町会長さんに家防部、女性部の皆さんが加わり、準備が始まった。テーブル、椅子等の環境の準備は昨日終えているので、今日は食べ物や飲み物の配膳が中心になる。その中でも、おでんを温めるのが時間のかかる作業になっている。昨年までは、調理室が使えたので、都市ガスで温めることが出来たが、今年は調理室が使えなくなったので、簡易コンロで温めなくてはならない。簡易コンロだと火力が弱いので、1度に沢山のおでんを温めることが出来ない。そうかといって、余り早く温めてしまうと、途中で冷えてしまう。このバランスを考えながら温め始めた。

おでんを温める作業

おでんを温める作業

　コップ、皿等の配膳が始まった。12台のテーブルに用意するため、多くの人手が必要になる。会場へ運んでくる人、それを各テーブルへ配膳する人、また、それぞれのものを運ぶ人と自然に役割が決まり、皆さん協力的である。

配膳作業

　温まったおでんの配膳が始まった。各テーブルへ用意された鍋に入れていく。袋の封を切り鍋へ入れる人、残った袋を集める人、はみ出た汁を拭く人と自然に役割が出来てくる。まさにチームワークである。

おでんの配膳

おでんの配膳

　別室では、サンドイッチがつくられていた。此方も数が多い。切る人、皿へ乗せる人、会場へ運ぶ人と作業は分担されている。飲み物が届いた。これは重い。台車へ乗せて各テーブへ運ぶ、箱から出す人、配膳する人、本数を確認する人、この作業も自然の成り行きで、分担が決まって行く。果物が配られた。女性部の人たちは、テーブルの上に配られた食べ物や飲み物を体裁よく並べ替えていく。次第にテーブの上の上が綺麗に整ってきた。

整った飲食物

　演奏ステージでは音合わせが始まっている。今年はSITCOB Flank-Lineの皆さんが担当してくれている。管楽器のジャズ演奏である。

演奏者の音合わせ

　一方、レクチュアテーブル付近では進行の打ち合わせが始まった。進行の順番、来賓の人の名前の確認、演奏者の紹介内容等綿密の打ち合わせが続いた。

進行の打ち合わせ

　11時頃には準備は終わった。皆さんほっとして、緊張から解放された。ストーブ付近へ集まる人、椅子に座って一休みする人、雑談する人と思い思いに時間を費やした。11時30分頃になると、受付が始まり、来賓の皆さん、各町会から今日の出席者がやって来た。

集まってきた参加者

　12時になると、司会者の声が会場へ聞こえてきた。新春の集いの始まりである。プログラム通り、司会者は進行を始めた。開会宣言、主催者挨拶、来賓挨拶、来賓紹介、町会長紹介等の儀式が終わり、乾杯、懇親会へと進んだ。

　各テーブルは同じ町内会の参加者が集まっているので、和やかな会話が始まった。町会の様子、これからのこと等が話題になった。近くにいて、共に町会の運営に携わっているが、普段は、話す時間が取りにくい。顔を会させるだけでも、多少の意思の疎通が可能になる。

　2つの町会が合わさっているテーブルでは、互いの町会の様子が交換された。マンションでは、集会所が利用できるので、そこで自治会の会合なども行われている。偶には、飲食を伴った会合などもあるそうだ。

　神社との係り合いのことも話題になった。町会は任意参加で、法的には分離しなければならないが、共存していく方向が現実的ではないだろうか、こんな話題もあった。

　懇談が進むと、テーブルを離れ、違う町会の皆さんとの、賀詞交換、懇談が始まり出した。区役所の人、消防関係の人、学校関係の人等は、各町会へ声をかけに来てくれた。「互いに協力しましょう」との意志交換が出来たと思う。

懇談の風景

　ステージの方から音が聞こえてきた。今日のアトラクションの始まりである。先程紹介したSITCOBFlank-Lineの皆さんたちの演奏である。SITCOB Flank-Lineの皆さんは、日頃ここの地区センターを練習の場所といているようである。演奏が始まると、声が通らなくなる。それでも、演奏を楽しみながら懇談は続いた。軽快なジャズ演奏で、時々聞き覚えのあるリズムが聞こえてきて、皆さん体が浮かれるようになってきた。中にはステージに立ち、身振り手振りでリズムの乗る人も出て来た。過去には、多くの人がリズムに乗り、会場を踊り歩く光景もあった。今は懐かしい思い出となっている。