公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

夜警パトロール2日目

1229日(金)

 夜警2日目を迎えた。1日過ぎただけで大晦日が近づいた実感が出て来た。今日も昼間は暖かく、真冬の感じがしない。このところ雪が舞い散ることがなく、夜警パトロールをするには早いのではと思う気もしないわけではない。
 7時に集合場所の神楽殿へ行くと、既に3人ほど来てくれ、テーブルの配置、ストーブの点火が終わっていた。室内は暖かくなっていたので、上着を脱ぎ、寛いだ。今年は、集合時間が730分であることを、例年通り思い込み早めに来てくれた人もいた。女性部の人は集合時間前に来た人にコーヒーを配ってくれた。暖かく、真心のこもったコーヒーは一味違う。茶菓子も配られた。集合時刻を過ぎると、次々と有志が集まって来てくれた。人数が増えると、歓談も弾んでくる。先日、町内のアパートで変死があった事実が知らされた。町会に加入していなかった人なので、今日皆さんが知ることになった。悲しいことだが、町会の機能が働けなかったことは残念なことだった。このようなことを考えると、町会が任意加入と定められている制度そのものに疑問が投げかけられる。1つの話題から次の話題へと次々飛び火し歓談は続いた。時計を見ると、夜警パトロール開始の8時を過ぎていた。
 外に出ると、昨日よりは多少風があるようだった。それでも、一昔前と比べると、肌を刺すような寒さでないので、それほど気にならなかった。今日は、昨日より有志が多く、和やかさが感じられる。一人より二人、二人より三人と人が増えれと、自然と連帯感が湧いてくる。「チャキ、チャキ」と拍子木が打たれた。続いて「火の用心」と声が響く。皆さんの声が合わさると、大きな声になる。一人ではどう工夫してもこのような響いた声を出すことは出来ない。人の結びつき、連帯感、チームプレーの大切さが感じられる。駅前へ来ると、昨日と同じように北風が吹いてきた。家並みがないと自然の力が直接攻撃してくる。自然の力に対して、人の無力さを感じる。細い道へ入る。両側の家は窓を閉ざしているので、家の明かりは漏れてこない。明るく光るのは外灯の明かりだけである。「チャキ、チャキ」と拍子木が打たれ、「火の用心」の声が響く。家の中の人へ届いただろうか。拍子木の音、人の声を聞きつけ、窓が開け、「ご苦労様」と声をかけてくれた。「ああ、声が届いた」と実感した。町会の皆さんが一体になってくれていることを感じる。町内を一巡して、神社の境内へ戻って来た。「無事に終えた」と、皆さんに達成感が伺えた。
 
歓談風景
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夜警風景
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撮影:1228

  記  平成291228日(木)