公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

雨の後の公園活動

1112日(日)

 11月に入り、朝夕がめっきり寒くなって来た。公園では、ケヤキが紅く、イチョウが黄色く色づき、美しさが増してきた。それと同時に落ち葉や小枝も増え始めて来た。
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 公園の風景

 今朝、雨が降った。公園の落ち葉は湿り、落ち葉かきが出来ないのでは、と心配になり、朝早めに公園へ行き様子を見て来た。すると、落ち葉は殆ど濡れていなかった。つい数日前にたくさんの落ち葉や小枝を集めたが、同じくらいの量が溜まっている。
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 たまった落ち葉

 今日は、久しぶりの公園活動日になった。10時近くになると、めいめいが集まってきて、熊手、ごみ袋、テミを持って公園へ散らばっていった。一かき、二かきとしていくと、ごみ袋は直ぐいっぱいになって仕舞った。「いや、よく落ちているなぁ」と皆さん思っている。強風が吹いた時や雨が降った翌日には、もう落葉や小枝で一杯になっている。
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落ち葉が散在した広場

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  たまった落ち葉

 朝方は風が強かったが、今は治まっているようだ。寒いと思って1枚余計着て出て来たところが、動き始めると、汗ばんできた。余り汗ばんできたので、とうとう中のものを1枚脱いだ。今日は暖かいのだろうか。風邪をひき、体調を崩しているので、暖かさの感覚がマヒしているようだ。仲間に聞くと、やはり、今日は暖かいようだ。
 テミを足もとに置き、熊手で落ち葉を掻き寄せると、1回でテミは一杯になる。これをごみ袋や、集積籠へ入れ、また同じことを繰り返す。ごみ袋は5回ほどすると、一杯になり、押し込めないと次のものが入らない。集積籠は大きいので、78回は入る。しかし、こちらも直ぐにテミなどで押し込まなければならない。
 一杯になった落ち葉などは公園の片隅に寄せられる。10分も経つと、小さな山ができた。落ち葉などは乾いているので、一層大きな山に見えてくる。これに水をかけ、踏んでやると、二分の一から三分の一ぐらいに変わってくる。しかし、今は集めるのに精いっぱいで、次のことをすることが出来ない。
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落ち葉を集めているところ

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 集積された落葉の山

 もう散って仕舞ったと思っていたヨメイヨシノやオオシマザクラの樹に葉が残っていた。このところ数度の台風の来襲があり、落ちた枝や葉を集めるのに目が行き、じっくり公園の樹々を見ていなかった。ケヤキの紅葉が始まっているので、それを追いかけるように紅葉が進んでくるものと思われる。
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葉が残ていたソメイヨシノ

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 葉が残ていたオオシマザクラ(右端)

 公園の花壇の花は今回の台風で大きな打撃を受けた。雨、雨の連続で、日照不足になり、殆どが根腐れの状態になり、枯れてしまった。寂しくなった花壇だが、よく見ると、赤いヒメリンゴの果実が例年より多く出来ていた。枝から下がったこの果実を見ると、心が癒され、作業にも励みが出てくる。
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沢山実ったヒメリンゴの果実

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 作業に励みが出てくる

 一通り落葉などを片付けると、公園はすっきりした。作業の跡を振り返りながら、「綺麗になったね」という言葉がささやかれた。愉しく作業が進んできたことを物語っているようだった。
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綺麗になった公園

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 綺麗になった公園

撮影:1111

  記  平成291111日(土)