公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

第32回手づくり運動会

1012日(木)
 
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 1011日(水)、朝、外に出ると気温が高く、蒸し暑かった。遠くの景色が霞んでいるので、目が可笑しいのかと疑ってみた。しかし、そうではなかった。今日は、三ッ沢競技場のサブトラックで手づくり運動会が開催されることになっている。
 重苦しい陽気だが、公園の草花に水をくれてから、一足遅れて会場へ向かった。バスが軽井沢の坂を上り始めると保土ヶ谷の方の景色が見えてきた。高いビルや家並みが犇いていて、緑はほとんどない。多くの人がこんなところで生活していると思うと、ぞっとする。
 会場のサブトラックへ着くと、既に開会式を終え、最初のプログラムの召集がかかっていた。何故か、受付では、「ふるさと青汁」が配布されていた。試供品を一ぱい貰い、自分の地区の座席を探した。昨年とは少しずれた位置になっていたので、探すのに少しまごついた。座席に付き、落ち着いたときは最初のプログラムの鈴割りは終わってしまっていた。聞くところによると、今年の鈴は中々割れなかったらしい。
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観客席

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 割れた鈴

 ボトル釣りが始まった。スタートラインから10mぐらい進み、鉤の付いた竿で水の入ったボトルを吊り上げ、10m位先のゴールまでで進む競争である。鉤が大きく、ボトルに付けた輪も大きかったので、皆さん難なく釣り上げてゴールへ進むことが出来た。
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  ボトル釣り

 宝探しが始まった。宝探しと言っても、10m位先に置かれた番号札を拾い、その番号札と一致した賞品を受け取る競争である。出場者はどんな賞品が当たるか楽しみにしている。
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番号札を並べる役員さん

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番号札を拾う競技者

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宝(賞品)を受け取る
 
 午前中の競技はこれで終わりである。たった3種目ですが、鈴割りは200人、ボルト釣りが260人、宝探しが360人と、どの種目も大人数の参加で、各組の人数を確認し、並べる運営係さんは大忙しの様でした。
 
 昼食後、恒例の盆踊りが始まった。「神奈川音頭」、「横浜市歌」、「炭坑節」などが披露された。最初は、サブトラックの中央付近で輪をつくり踊っていたが、沢山の人が参加できるようにトラックに沿って輪が大きくされた。昼食を済ませた方は次々と輪へ加わり、空いていて輪がぎっしり埋まるようになった。これだけ多くの人が一斉になって踊り出し、手づくり運動会が盛大になって来た。踊っている人は女の人が多かったが、次第に男の人も加わるようになった。
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恒例の盆踊り

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恒例の盆踊り

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盛大になった恒例の盆踊り

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 盛大になった恒例の盆踊り

 午後の部が開始された。ナインゴールである。2mぐらい先の9枚のパネルをスポンジ製の円盤で当てる競争である。この種目はチームごとで競うことになっている。1チームが9人で、全員で当てたパネルの合計数で競うことになっている。見かけは簡単のように見えるが、円盤が柔らかいので、目指したパネルに当たってくれない。力強く投げてもパネル間の格子に当たると駄目である。
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ナインゴール

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ナインゴール

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 ナインゴール

 午後の部の宝探しを終えると、最終種目のボール送りゲームになった。この種目はグランドゴルフを模したチーム対抗のゲームである。約10m先のゴールポストへボール入れてから、約10m先までボールを打ちながら進み、次の人へリレーしていく。打数を競うグランドゴルフでないので、かまわず打つが、ボールがゴールポストの中で止まってくれないところがみそである。
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ボール送りゲーム

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ボール送りゲーム

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ボール送りゲーム

 鬱陶しい天気の中での手づくり運動会であったが、皆さん楽しそうに臨んでいた。年に1回なので、久しぶりに顔を合わせる人が多い。「元気だった」、「変わりない」こんな言葉が聞こえてきた。年々高齢化が進んでくる中で、こうやって参加し、皆さんと馴染めることは若さを保ち続ける原動力にもなってくる。来年も多くの方が参加し、皆さんと楽しめることを期待したい。
 役員の皆さんご苦労様でした。自分は競技に参加せず、運営に専念することは大変なことです。

撮影:1011

  記  平成291011日(水)