マナー違反一掃作戦が行われる
9月29日(金)
9月27日、今日は午前中、マナー違反一掃作戦が行われることになっている。今日は、午後からから天気が崩れるというが、午前中から空模様が怪しくなってきた。
マナー違反一掃作戦に参加したボランティアさん
10時、町内ごとに集合場所に集まり、マナー違反一掃作戦が開始された。集合場所から町内に散らかっているごみを拾いながら連合町内会の集合場所へ進むのである。
各家庭の周りは、綺麗に清掃が行き届いている。どこにごみがあるのか探すぐらい状況になっている。ところが、一歩京急の線路際などの公共的な場所を見ると、たばこの吸い殻、ペットボトル、空き缶などが見つかる。これは歩行者や車を利用する人のマナー違反である。「よくもまあこんなところに・・・」と思うくらい、拾いにくいところに投げつけられている。
町内の一画のごみを集め、普段利用している公園へ回った。公園は公共の場所である。普段は公園愛護会の方で清掃しているが、中々清掃が行き届かない。昨日、清掃が行われたので、今日はごみが少なくなっている。しかし、たばこのポイ捨ては相変わらずである。大体同じ人がこういうことをしているようだ。
再び、町内へ戻り、次の区画のごみを集めにかかった。一戸建てが連なる内側の道路はごみ1つなく綺麗である。各家庭で、家の周りをきれいにしていることが察しられる。空き地なり、草が生えているところになると、再びごみが見えてくる。人の目につきにくいところだと汚しても構わないと思っている人がいるようだ。
仲木戸の駅へ近づくと、ごみが頻繁に目に付いてきた。フェンスがあると、その中へ空き缶、ペットボトルが投げ込まれている。フェンスの中は入れないので、このマナー違反一掃作戦では清掃できない。こんなに散らかっていて、「誰が片付けるのだろうか」と思う。
駅の前の階段下はいつの間にか喫煙所になっている。喫煙所といっても囲まれた部屋になっているわけでなく、風が吹けば、煙は周りへ散らばっていく。ここには、吸い殻などのごみが散々と散らかっている。こんな環境で煙草が美味しく吸えるのだろうか、その感覚が分からない。この付近は煙草の匂いがしみ込んでしまっているので、ここを通ると、煙草の煙と臭いで「ムッとする」と訴える人が多い。そのため、この臭いが嫌いな人はここを避けて通っている。
仲木戸駅前でのマナー違反一掃作戦
マナー違反の実例
連合町内会の集合場所へ着く頃には、皆のごみ袋が集めたごみでいっぱいになってきた。ここからイオンの広場へ移動する。沢山の人の行き交う中をマナー違反に参加したボランティアさんは各自のごみ袋を持って、人を避けながら東神奈川駅構内を通り抜け、イオンの広場へ向かった。
イオンの広場は今日のボランティアさんで一杯になっている。道の横には環境事業局の清掃車が横付けされていて、区の担当者がごみを回収していた。これだけの人が集めたごみはかなりの量になったことと思う。
ごみの回収
イオン広場へ集まったボランティアさん
参加した小学生
閉会式では、地域振興課資源化推進担当の人から今日のボランティアへの参加団体名が発表された。それを聞いていると、区役所の方や各町会だけでなく、学校、近隣の事業所などの多くの団体さんが参加していたことが分かった。ここは区内の1地区である。今日は沢山の地区で同時にこのようなか活動が展開された。この様な輪が広がっていくことを期待したい。
撮影:9月27日
記 平成29年9月28日(木)