自治連合町内会の研修旅行 「アサヒビール神奈川工場見学」
6月21日(水)
海老名SAを過ぎると、ビデオ研修が始まった。題目は「振り込み詐欺防止について」である。先日、防犯協会の中でも、振り込み詐欺の被害状況の報告があり、皆さんの記憶にも新しい。1の区内だけでも1億2千万円の被害額があったことには驚いている。犯人側は、ますます巧妙になり、組織的になっている。
振り込め詐欺等の犯罪事例について
1. オレオレ詐欺
(1)振込型の手口
(2)キャッシュカード受取型の手口
(3)現金受取型の手口
2. 還付金詐欺
(2)その後、「今日中に手続きをしなければ、期限が切れてしまいます」等と言って焦らせ、「手続きするのでキャッシュカードと携帯電話を持ってお近くのATMに行くことを勧める。
(3)そしてATMに着いたら、携帯電話で「これから振り込みますので【お振り込み】ボタンを押してください」、「今から言うお客様番号を入力してください」等と言って、言葉巧みにATMの操作手順を指示します。
3. 架空請求詐欺
例
・「総合情報サイトの利用料金未納」
・「サイトの無料期間が過ぎても退会の手続きがされていないので料金が発
生した」
・「支払わないと身辺調査を開始する、訴訟手続を開始する、自宅・会社へ
訪問する」
不安になり、メール等の文中に連絡先として記載された電話番号に電話を
すると、
・「本日中であれば間に合う」
・「延滞料金は毎日加算される」
・「払わないと裁判になる」
・「こちらにはあなたがアクセスしたログが残っている」
等の方法で、さらに不安を煽る。
以上のような内容のビデオが流れ、皆さんは犯人の巧みさに驚いていた。内容については、バス内でメモが取れないので、後日、ゆうちゅ銀行で紹介されていた資料を抜粋さえていただきました。
ゆうちょ銀行「振り込め詐欺等の犯罪事例について」
9時30分頃、アサヒビール神奈川工場へ着いた。これから工場見学が始まる。工場の風景を見て、「えっ、ここが工場なの」と吃驚した。広い緑に囲まれた環境で、工場というイメージはしなかた。この緑を見ると、なぜか、メタセコイアの樹が使われていた。メタセコイアは成長が早く、ケヤキとともに樹形が美しい。
外から見た工場の一画
入り口前のメタセコイアの緑
工場内へ入ると、中は広々とした空間があり、清潔さ漂っていた。ビールの原料となる麦とホップの現物が展示してあった。ホップは手に取ることが出来た。指でもんでみると、仄かな香りが匂ってきた。この材料に、ここの綺麗な水を混ぜビールがつくられるようだ。
ホップ
見学通路と製造工場は透明なガラスで仕切られており、清潔さが保たれている。見学者は、この透明なガラスを通して、工場内の様子を見ることが出来る。大きな仕込み釜、仕込み槽などが幾つも見える。この工場内で、製麦行程、仕込み行程、発酵工程、濾過行程を経てビールがつくられていく。今日は、生憎日曜日なので、機械が動いていなかった。実際の製造過程を見ることが出来なかったが、映像での説明や、バスごとに案内の人がつき、要所、要所で説明してくれたので、工場内の様子を察することが出来た。最後に、缶や瓶、樽に詰められて出荷される。完全にオートメーション化された設備で、毎日大量のビールがつくられているという。
見学風景
見学風景
見学風景
一通り見学を終え、試飲室へ案内された。皆さんこの時を待っていたようで、顔にほころびが見えてきた。案内に従って、コップにビールを注いでいただき、飲んでみた。のどが渇いていたので、気持ちよく喉を潤してくれた。窓の外は緑一色で、窓から涼しく、新鮮な空気が入ってきた。生き返った気持になった。試飲はアサヒスーパードライ、アサヒスーパードライブラック、アサヒドライプレミアムの3種類を味わうことが出来た。
アサヒスーパードライ アサヒスーパードライブラック アサヒドライプレミアム
撮影:6月18日
記 平成29年6月20日(火)