自治連合町内会の研修旅行 「海老名SAで見た植物」
6月20日(火)
集合場所へ一足早く行くと、バスが横付けされているが、我々以外は誰も来ていなかった。集合時間まであと15分ぐらいあるので、皆さんゆっくり構えているのかも知れない。朝は曇りの陽気で、何時もより気温が低い。皆さんの出を待っていると、心地よい風が体を通り過ぎていく。こんなに朝早く外へ出ることは滅多にないので、朝の爽やかさが気持ちよく感じられる。
既に到着していたバス
集合時刻5分ぐらい前になると、多くの人の顔が見えてきた。「お早うございます」との掛け声が彼方此方で聞こえてくる。日頃、各町内会で、色々なボランティアをしている間柄だけあって、顔馴染みの人が多い。幹事の役員さんは、荷物の積み込み、座席表の掲示と忙しい。座席表が掲示されると、皆さんそこへ集中した。座席表にはどこの町内会が、どこであるかが示されている。我々は、前の3列だった。
乗車する人
バスに乗り、暫くすると、バスは動き出した。時刻は8時55分で、予定よりやや早めだった。少しでも早く出れば、交通渋滞が避けられる可能性がある。バスは直ぐに高速道路に乗った。添乗員の方の挨拶があった。以前、この旅行に添乗した経験があることが話され、親しみを感じさせた。続いて幹事さんの話があり、今日の旅行の目的や行程が説明された。横浜パイパスへ入るころになると、朝が早かったせいか、眠気が出て来た。飲み物やつまみなどが配られた。バイパスが出来たので、バスはあっという間に東名高速道路へ入った。前を見ると、車の数が少ない。こんな時もあるのか思える程空いている。あっという間にバスは海老名SAへ着いた。時計を見ると、8時30分である。出発から30余りで来てしまった。一昔だったら、楽に1時間かかった行路である。バイパスのご利益が分かる。
海老名SA
海老名SAへ来たのは何年ぶりだろうか。近代的な建物に変わり、昔の面影は無くなっている。バスが予定より早く着いたので、出発まで、20分以上ある。そこで、SAの端の方にある樹木を見に行った。ケヤキが何本も植えられている。ケヤキは樹形が綺麗で、美しい景色を作り出している。SAの端の方は手入れが入っていないのだろうか草が犇いている。その中を見ると、見覚えのある植物があった。アメリカヤマゴボウである。望遠を使ってみると、既に花が咲いているようだった。
雑草が犇く草原
白色の花が咲いている樹が見えた。花の感じ、幹に見える斑紋からナツツバキであることが分かる。近づいて確認すると、やはりナツツバキであった。幾つかの公園で見て来た樹木だが、こう離れた場所で見ると、懐かしさがある。
ナツツバキ
ナツツバキの花
大きな2本のケヤキ
撮影:6月18日
記 平成29年6月19日(月)