公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

ハナズオウの蕾が見え始める

321日(火)
 浦島公園のハナモモに花弁が見え始めたので、この公園のハナモモが気になっていた。ハナモモを見ると、冬芽の先端が開き、中の蕾が見え始めていた。更によく見ると、白色の花弁が微かに見えている。蕾はついているが、樹に勢いがないせいか、蕾の数が少ない。
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 ハナモモの冬芽

 隣りのヒメリンゴの冬芽を見ると、冬芽の先端が開き、中から緑色のものが見えて来た。恐らくこれは葉になると思う。この葉が開いてから、蕾が出てくると思われる。まだ蕾の気配はない。不思議なことだが、冬芽の成長は、日の当たりが悪い方が早く進んでいるようだ。
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北東側の冬芽

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南西側の冬芽
 
 ヒメリンゴやシダレハナモモの樹の下を見ると、青いムスカリの数が多くなり、目立ってきた。1月下旬に咲き出すが、3月が最盛期を迎える。丁度いまが最盛期と思われる。11つは小さな花だが、全体としてみると、中々綺麗で見栄えのある花である。
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 うっかりしていたら、ボタンの冬芽が開き、沢山の葉が出始めていた。新葉は赤褐色で、全てが上へ向かっている。まだ出てから間もないようだ。これから太陽の光を受け、緑色になり、横へ広がっていくことになる。赤い花が4月に咲く。
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 ボタンの新葉

 ハナズオウの冬芽は、1つの冬芽に見えるようだが、小さな冬芽が沢山集まっているという。冬芽全体を見ると、隙間が大分空いてきたようだ。1つの冬芽は2枚の芽鱗に包まれているという。毛のある芽鱗が開き、中から赤褐色のものが見えている。これが蕾になると思われる。
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撮影:318


  記  平成29318日(土)