3月21日頃にオオシマザクラが咲き、3月22,23日にはソメイヨシノノが咲くと予想される。
3月15日(水)
そろそろ公園のソメイヨシやオオシマザクらの開花が迫って来たので、日々の様子が気になって来た。陽気がいいので、他の草木を見ながら両方の冬芽の様子を見た。
毛深く、茶褐色だったソメイヨシノの冬芽が開き、中から黄緑色の葉になるものが現れ出した。既に半分以上は出て来た模様である。細長かった冬芽が球形に変わってきて、丸くなっている。随分大きくなったようなので、計測してみた。長さは8㎜ほどで大きな変化がなかったが、幅が3㎜ほど大きくなり、長さとほぼ同じぐらいに成長していた。
ソメイヨシの冬芽
ソメイヨシの冬芽
ソメイヨシの冬芽
オオシマザクラの冬芽は芽鱗を開き、中の緑色の部分が大半を占めるようになってきた。この形ではソメイヨシノより一歩先へ進んでいるように見られる。先の方を見ると、緑色の葉の塊が緩み始めていることが分かる。オオシマザクラの冬芽を計測すると、長さが1.7cmとソメイヨシノより大分長くなっている。幅は8㎜とソメイヨシノと変わりがない。
オオシマザクラの冬芽
オオシマザクラの冬芽
オオシマザクラの冬芽
今日の冬芽の観察状況から考えると、サクラの開花は例年通りで、オオシマザクラは3月21日頃、ソメイヨシノは1日か2日遅れて3月22日あるいは3月23日頃と考えられる。3月25日(土)、26日(日)は両方のサクラの開花が見られると予想される。
撮影:3月12日
記 平成29年3月14日(火)