輪投げベースボール大会開催
1月30日(月)
1月29日(日)、近隣の小学校で輪投げベースボール大会が開催された。9時30分頃会場へ行くと、既に多くの人が集まり、練習に励んでいた。開会式が行われる10時ごろまでは、体育館の中は寒かったが、寒さを吹き飛ばす熱気が溢れていた。
役員さんの方で、事前に参加町内会を8チームに編成し、Aグループ、Bグループの予選リーグの組み合わせがつくられ、予選リーグの各上位2チームが決勝トーナメントを行うことになっていた。参加者には、幼児、小学生を始め高齢者まで様々な年齢の人が集まっている。
輪投げバースボールについて
ルール
1.1チーム5名以上15名以下(5回まで) 21名以下(7回まで)
2.対戦回数は5回または7回
3.輪投げの輪は一人3本
4.輪が3投して3投とも失敗したらアウト
5.ボードに輪が入ったら
6.輪投げ用ボードに入ったところが下記で決まる
ヒットは1塁ベースへ
2塁打は2塁ベースへ
3塁打は3塁ベースへ
ホームランは1周しホームベースを踏み1点となる
アウトは1アウトとなる
ファールに輪が入れば、もう1投できる
7.3アウト制とし、3アウトになれば相手チームが輪を投げる
*その他は野球・ソフトのルールと同じ
ボード
審判員の合図で、1回戦が始まった。輪を投げるのだが、中々入らない。簡単に思えるゲームだが、投げる人投げる人が思うようにいかない。3人がアウトになるとチェンジになる。0対0が続く。投げられた輪の殆どは番外である。たまに輪が入ったとみると、「アウト」である。第1投で入ったと思ったら「アウト」になるケースもある。「アウトはなくした方がいいなぁ」という声が聞こえてくる。時間がたつと、歓声が沸いてきた。「ホームラン」が出た時の歓声である。
ゲーム風景
審判員
体育館の隅には練習場所が設けられている。まだ試合が始まっていないチームの人は盛んに練習をしている。ここでも「ホームラン」が出れば、歓声が沸く。見ていると、身のこなしがいい小学生が上手のようである。
体育館には、輪投げべースボールの他にも室内用のゲームが用意されている。試合がないチームの人は仲間と競いながら楽しんでいる。
その他のゲーム
練習風景
予選を勝ち抜いた浦島町内会チーム、コトンハーバー・神奈小チーム、稲荷町・亀住町チーム、綿花親和会チームの4チームが決勝トーナメントに入った。準決勝の激戦の末、浦島町内会チームと稲荷町・亀住町チームが残り、決勝戦に入った。
決勝戦では、今まで勝ち抜いてきた浦島町内会チームは「どうなったのだろうかと思う具合」に調子が落ちてしまって、得点を入れることが出来なかった。それに反し、稲荷町・亀住町チームはホームランが続出し、加点を続けた。結果は8―0で、稲荷町・亀住町チームが圧勝して優勝を勝ち取った。
決勝戦へ臨む2チーム
稲荷町・亀住町チーム
浦島町内会チーム
決勝戦
表彰式
ホームラン表彰
輪投げベースボール大会は初めての開催だったが、予想以上の参加者が集まり、熱戦が展開された。このゲームの話を初めて聞いたとき、この様に盛り上がるとは誰が予想をしただろうか。ゲームが展開すればするほど熱気がこもってきた。勝負なので、誰でも勝ちたいと思っている。輪を数メートル先のボードに入れるのだが、入れようと意識すると、余計入らなくなる。その点、無心に輪を投げる小学生は上手だった。
些細なゲームだが、多くの人と楽しむと、互いに親睦が深められ、「ああ、楽しかったぁ・・・」と余韻が残る。「次回はもっと多くに人が楽しんでもらえたら・・・」と思っている。
撮影:1月29日
記 平成29年度1月29日(日)