公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

球根植え会

1127日(日)
イメージ 1


イメージ 2
チューリップの球根等

 1126日(土)、好天の下、公園で球根植えの会が行われ、土木事務所から配布されたチューリップの球根が植えられた。
  公園は、ケヤキの紅葉、イチョウの黄葉が進んでいる。特に、このところイチョウの黄葉が目立って進んできた。樹と地面が黄色で埋め尽くされていて、まるで黄色い雪が積もった様な光景である。
イメージ 3
 イチョウの黄葉

 まず、花壇の土ごしらえが行われた。東の花壇は、周りが高いコンクリーで囲まれ、地面より一段高く出来ているので、近くの樹木の根の入り込みがない。そのため、クワやスコップの刃が深く入り、比較的楽に耕すことが出来た。
イメージ 4
 東の花壇

 ところが、中央の花壇は、地面よりいくらか高くつくられているのだが、近くの大きなケヤキの樹の根が激しく入り込んできている。一昨年、土木事務所の人と耕運機や鋸を使って根を切ったりし、耕したが、その効果も今では空しい状況になっている。クワやスコップの刃を打ち込むと、刃は跳ねてしまう。何とか掘り起こすと、細い根が引っ掛かり出てくる。この根は鋸で切断しないと、切ることができない。クワやスコップの刃を打ち込み、根を切断する。この作業を何度も繰り返し、何とか下地が出来た。
イメージ 5
中央花壇を耕す

イメージ 6
 中央花壇を耕す

 花壇の土の下地が出来たところで、東の花壇、中央花壇へ堆肥のはまっ子ユーキと腐葉土を入れた。腐葉土は、愛護会自作のものである。1m四方の小さな堆肥置き場だが、かき出してみると、腐葉土は結構あった。再び、花壇の土を耕した。耕し終わってみると、フカフカの土らしくなってきた。 
 いよいよ球根を植える番になった。赤、黄、ピンク、白、オレンジと5色ある。それぞれを適当な配置に並べ、全体の様子を見た。間隔の広いところは狭め、狭いところは広げ、全体のバランスを考えた。花が開いたときの様子を頭に描きながら、色々工夫してみた。球根は、まだ余裕があったが、とりあえず植えることにした。各自がこてを持って11つ穴を掘り、埋めていった。3つぐらい植えると、腰が疲れてくる。立ち上がり、腰を伸ばし、再び同じ作業へ入る。この作業が何回続いただろうか。東の花壇が植え終わった。次は中央花壇の番になる。此方は、東の花壇の3倍ぐらいある。ここも同じように、配置された球根を11つ埋めていった。埋め終わるとホッとした。
イメージ 7
球根の配置

イメージ 8
配置された球根

イメージ 9
配置された球根
 
 公園はこのところ雨が降ったりし、落ち葉がたくさん落ちている。今日は手分けをし、球根を植える人と落ち葉を集める人と分かれた。公園の全面に落ち葉が積もっているので、全部を集めることは到底できない。できる範囲の落ち葉を集めることにした。今までは集めた落ち葉を袋に詰め、燃えるごみとして出していたが、昨年からなるべく堆肥置き場に保存し、腐葉土に変えるようにしている。先程、今まで作った腐葉土が花壇へ移されたので、今日集めた落ち葉は空いた堆肥置き場へ入れることにした。球根植えを終えた後、袋に詰められていた落ち葉を皆で堆肥置き場へ運んだ。何袋もあり、皆さんが何度も往復し、回収した落ち葉をすべて収納できた。
イメージ 10
公園の落ち葉

イメージ 11
公園の落ち葉
 
  時間を見ると、1時を過ぎている。最初は寒いだろうと、厚着のまま作業を始めたが、途中で汗をかき始め、1枚、2枚と脱ぐようになった。それでも、作業を続けると汗が止まらなかった。途中、水分補給休憩を1度取ったが、皆さんはほとんど動き通しだった気がする。大変な作業だったが、皆さんですると、一人では味わえない楽しさも生まれてくる。今日植えた球根も3か月経つと、芽が地上へ出てくる。どんな花を咲かせ、どんな光景がつくられるか楽しみである。
 
撮影:1126
 
  記  平成281126