公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

保健推進委員会主催 ウォーキング 1

1115日(火)
 
 今日は、保健推進委員会主催のウォーキングがある。朝、空を見ると曇っていて暗い「天気予報があったかなぁ」と思った。しかし、雨が降りそうでないので、計画通りウォーキングは行われそうだ。
 お昼過ぎ、集合場所の最寄りの駅へ向かった。駅に着くと、2人しか来ていなかった。「今日は天気が悪いから参加者が少ないのだろうか」と一瞬戸惑った。何時も参加する世話人さんがいない「どうしたのだろうか・・・」と思っていると、次第に参加者が見え出した。乗車する電車の時刻を確認すると、1251分になっていた。10分早く来ていたことに気が付いた。1245分近くになると、あっちに、こっちに参加者の姿が見え出した。参加者名簿を見ると、いつもより多くなっている。外を見ると、幾分明るくなったようだ。
 予定した電車に乗り、新横浜まで行き、地下鉄に乗り換え、中川駅へ向かった。中川駅は近代的な建物で、落ち着いた雰囲気が感じられた。駅から外へ出ると、都会の街並みとは思えない風景が見えてきた。どこが違うかと見ると、電柱がない。電柱がないとこんなにも街並みの風景が違うのかと吃驚した。イチョウが直線上に等間隔に植えられている。このチョウ並木の道路を見て、これは洋風的だと感じた。道にはめ込まれた煉瓦敷がその趣を強く現している。
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 色付いたイチョウ

 道が広くなり、沿道の樹木がケヤキと変わった。ケヤキの紅葉は随分進んで来ている。赤色、黄色、緑色と色彩が綺麗に映る。ここの道路には電柱が難点になっている。
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 ケヤキの紅葉

 間もなくすると、公園へ入った。何という公園か入り口で確認すると、「山崎公園」と石に刻まれていた。広い公園らしく、風景が一変した。目の前に、茶褐色に染まった樹が見えてきた。緑とマッチングした風景である。一寸した山間部へ入ると、ごく当たり前の景色だが、都会で生活する我々には普段目に出来ない景色である。「この茶褐色をした樹はケヤキだろうか」と決め込んでいたら、違っていた。サルスベリであった。我が家の近くの公園にもサルスベリがあるが、このような姿は印象に残っていない。同じものでも、背景が違うと、全く別物に見えてくる。
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茶褐色に染まったサルスベリ

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 赤く染まったカエデが見えた。「ワァ、綺麗だなぁ」と多くの人が叫んで近寄って行った。誰の目からも綺麗に見える。「モミジ」の言葉がぴったりしている。
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 カエデ

 道は、樹木の豊かな林の中へ入った。樹木の多くはケヤキである。樹木の下草は、冬を迎えほとんどが枯れている。勢いを失ったチカラシバ、カゼクサの生きが絶え絶えしている。この中へ入ると、空気の匂いを感じてきた。町の中の空気とは明らかに違う。林道を行く人の姿にも活気が感じられる。
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 樹木の豊かな林

 坂を下って来ると、石に「柿の木坂」と刻まれていた。名前からすると、この近辺にカキの樹があったのだろうかと思うが、目にしなかった。合い向かいの藪に赤い花が見えた。ツバキに似ている。今咲いているのは、サザンカになる。おしべのつくりを見て、サザンカと確認した。
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つづく

撮影:1114
 
  記  平成281114日(月)