ささやかな敬老会
9月20日(火)
9月19日、今日は敬老の日である。一昔前は、9月15日だったが、9月の第3月曜日へと変更された。この年を境に、敬老の日への関心がうすくなった。人生において、毎年、毎年、同じことが繰り返されていると、それが当たり前となり、習慣化される。それが急に変更されると、その変化に中々対応できない。敬老の日が近づくと、「毎年、何時だったか」ということが繰り返される。高齢者の多くは、そのように思っているのではないだろうか。
昔は、敬老の日には、市から記念品が配布された。また、ある年齢になると、敬老特別乗車証が与えられ、高齢者の外出の便が図られた。現在は、記念日は分からなくなり、恩恵は無くなってしまった。子供のころ描いていた敬老の日のイメージは無くなってしまった。
我が町会では、老人会でささやかなお弁当と買い物券を配布して祝うことにしている。昔の様子はよく分からないが、今は、町会、老人会は任意加入になっている。従って、町会、老人会へ加入していない人にはお弁当と買い物券が配布されなかった。考えてみると、高齢者の中に孤独化が進んでいる。
お弁当と買い物券の準備
お弁当と買い物券の準備
老人会の役員さん、班長さんは9時半ごろに神楽殿へ行き、お弁当の到着を待った。業者は時間通りに持ってきてくれた。ダンボールからお弁当を出すと、作りたてで、暖かさが手に伝わってきた。1つ1つ袋詰めにし、班別に仕分けをした。各班長さんも揃い、各班の人数の点検が行われた。数が足りなくなると、大変なことになる。事前の確認には神経を使う。
判別にそろえる
各班長さんが、自分の配布分を持って会員宅へ向かった。あらかじめ回覧を回しているが、留守かどうか心配になる。
撮影:9月19日
記 平成28年9月19日(月)