公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

お祭り2日目 御神輿

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  午後1時になると、神輿の担ぎ手が集まってきた。お宮の人が出てきて、境内で神輿渡御の儀式が始まった。担ぎ手の人は整列をし、お宮の人が神輿に向かって、儀式を始めた。皆は頭を垂れている。
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 神輿渡御

 神輿渡御の儀式が終わると、神輿は担ぎ手の肩に乗せられ、表参道の階段を静かに下りて行った。間もなく、参道の下から威勢のよい掛け声が聞えてきた。大人数なので、声も遠くまで響き渡る。神輿が出発した。暫くすると、神社の裏から担ぎ手の声が聞こえてきた。一角を曲がり神社へ近づいて来たことが分かる。道へ出て見ると、神輿は足早に進んで行った。暑いので、担ぎ手も疲れるのだろうか。神輿が遠ざかると、次第に声が小さくなり、聞こえなくなった。神輿はこの先、一息し、隣の町内へ移動していくことになっている。
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担ぎ手の肩に乗った神輿

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町を行く神輿
 
 境内に詰めていた役員さんにやっと休息の時間が生まれた。一息しに家へ戻る人も出てきた。しかし、会計担当者などの一部の人は本部にいなければならない。テントの下に入っているので、直射日光は避けられているが、それでもかなり暑い。数度冷たいものを飲んだ。それでも直ぐ喉が渇いてくる。
 4時半を過ぎると、再び、役員さん、女性部の人が境内へ集まってきた。神輿の接待、夜店の準備とやることが続いている。神輿が隣の町内を出たという連絡が入った。女性部の人は初祓いの準備に入った。用意するものを確認した。テーブルを出し、飲みもの等を並べるのは、境内で神輿がもみ合った後になるので、忙しい。
 神輿が帰ってきた。表参道の階段を上ってきた。境内で、最後の神輿の奉納が行われる。威勢のいい声が境内に響いた。
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 最後の神輿の奉納

 神輿の奉納後、神社、町内会主催による初祓いが行われた。担い手に冷たいものが振る舞われ、慰労された。
 初祓い後、女性部、役員さんの動きが活発になった。初祓いの後片付けと夜店の準備である。お客様は既に何人も開店を待っている。
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夜店の準備

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 夜店を待つ人

 提灯の明かりが灯され、夜店が開店された。焼きそば等では行列が出来ている。担い手さんは汗びっしょりになって手を動かしている。氷の準備、冷たいものの準備と男手も足りないほどである。氷担当の人が役員さんへ1杯のかき氷を配布してくれた。この味が格別である。汗をぐっしょりかき、喉が渇いていたので、かき氷の一口が、体を震わせるほど冷たさを感じさせ、疲労を飛ばしてくれた。
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夜店

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 夜店

撮影:87
 

  記  平成28810()