公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

お祭り2日目 山車が町内を行く

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 お祭り2日目、今日は10時から山車が町内をまわる。山車の飾りつけの確認をし、引き綱がつけられた。昨日練習していたので、慌てることなく準備が整った。太鼓も大丈夫である。後は引き手の子供さんがどのくらい集まるかである。
 女性部の人は接待の冷たい飲み物づくり、子供へのお土産の準備と忙しい。大形のポリタンクに氷と麦茶が入れられ、休憩所へ運ばれた。
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 鳳輦、山車が出発する前の境内

 本殿で、神幸祭の儀式が行われている。宮司さんの儀式の声がスピーカーを通し、境内に響き渡った。間もなくすると、先導車が表参道の階段の下へ移動を開始した。山車は既に移動されている。宮司さん、総代さんが階段を下りて来た。鳳輦を先頭に行列の一行が出そろった。先導車の太鼓の音が響き、行列が出発した。最後尾を山車が務める。「ワッショイ、ワッショイ」とこどもたちの可愛い声が町内を響き渡る。
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 先導車が来る

 先導者が速く進む。子供達は急ぎ足になる。スピードを緩めなくては・・・。「ワッショイ、ワッショイ」太陽の日差しが厳しい。子供達は麦わら帽子を被っている。大人用に用意した麦わら帽子が知らないうちに子供達へ渡っていた。大人たちの心配りだと思う。間もなく休憩所へ近づく。
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 山車を引く子供達

 休憩所では、町内の唯一のお店が飲み物を振る舞ってくれる。女性部の人も冷たい飲み物を持って駆けつけている。暑いところをやって来た皆さんに冷たいものが振る舞われる。冷たいものが喉を通ると、ほっとする。日差しが強いので、自然とみんな日陰に寄って行く。しばらく休憩をとり、体を休めた。
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日陰で休憩をとる

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日陰で休憩をとる

 行列が再び動き出した。ここからは直線の道を神社まで進んで行く。「ワッショイ、ワッショイ」の声が復活した。子供たちは元気がいい。黄色い声が「ワッショイ、ワッショイ」と響く。太鼓の音や、子供たちの声を聞きつけ、町内の人が見学に顔を出す。「ご苦労様」の声が聞こえる。先導車は神社の前を通り過ぎた。山車は神社へ入ることになっていたが、どういう訳か先導車に連れて神社の入り口を通り過ぎて行った。こうなると逆戻りが難しくなる。角を二つ曲がったところで、山車だけ神社へ戻るようにした。鳳輦一行はこの先を進んで行った。
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 町内を進む山車

 山車が神社へ戻ってきた。子供達は、ここで子供神輿を担ぐことになった。それぞれが位置に付き担ぎ始めた。「ワッショイ、ワッショイ」と可愛い声が境内に響き渡った。大人たちは微笑ましそうに見つめたり、カメラに収めている。子供達は楽しそうである。「させ!、させ!」と声がかかり、神輿が頭上へ掲げられた。この光景は今までにない。このことが何を意味するが分からないので、子供達は戸惑っている。
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子供神輿

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頭上に上げられた子供神輿
 
撮影:87
 
  記 平成28810()