公園の草木

公園の草木の観察記録を書いています。

お祭り1日目 盆踊り

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 空がうっすらと暗くなり始めると、スピーカーから盆踊りの音楽が流れ始め、「ドンドンドン」と太鼓の音が響いた。放送担当者から「これから盆踊りを始めましょう」の声がかかると、数人が山車を囲み、手足が動き出した。境内を埋めている人は、太鼓と音楽のリズムに乗ってきた。盆踊りの雰囲気が漂い始め、夜店の掛け声も一段と声高く響いてきたようだ。
 太鼓をたたいてくれるのは、他の町内からの助け人さんである。今日も先程「太鼓をたたきに来ました」と挨拶に来てくれた。毎年、中学生ぐらいから大人まで何人も来てくれ、交代してたたいてくれる。「本当に有難い」と役員さんをはじめ町内の人はみんな感謝している。
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盆踊り風景

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盆踊り風景

 「ドンドンドン」「皆さん!輪に入って踊りましょう」とアナウンスが入る。1人、2
から3人、4人と踊る人が増えてきた。境内に張り巡らされた提灯の光が輪になって踊る人を照らしている。楽しそうな笑顔が浮かんでいる。小さな子供の姿も見られる。
 東京音頭、かながわ音頭などが次々と流れてくる。踊る人の数も次第に多くなってきた。皆さん慣れていて、上手である。1曲が終わると、次は「・・・です」とアナウンスが流れる。
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太鼓をたたいてくれる助け人

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太鼓をたたいてくれる助け人
 
 小学校、中学校の先生が見えた。町内から通学している児童や生徒の数は少ないが、先生方の顔が見えると、子供達、地域の人にとって励みになる。このような雰囲気を体験すると、先生方も地域の実情を捉えることが出来ると思う。
 8時になると、休憩時間に入る。踊りに参加した人、境内にいる人に飲み物が配られる。子供にはジュースが、大人にはビールなどのもてなしがされる。
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休憩時間

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休憩時間
 
 本部前には椅子が用意され、高齢者たちが寛ぎながら見学出来るようにしてある。一昔前、ここの境内で踊った人が多い。今は人が踊るのを見ながら、在りし日の自分の姿を思い浮かべていることだろう。
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 見学席

撮影:86

  記  平成2886()